2014/01/23

極楽屋+中生の話



酒呑み歩き 高円寺・極楽屋+中生の話

高円寺を呑み歩く。次に入った酒場は「極楽屋」。ぜひ、極楽気分を楽しみたい。

前も書いたが、知らない酒場に入って「とりあえず中生」と頼んで、あまりに小さいジョッキがきた。思わず「これが中生ですか」と訊いてしまった。

その酒場は中生も中瓶も500円。なら、ぜったい中瓶のほうが得だ。瓶ビールも「生ビール」だ。

酒場で異なるが、ジョッキの平均容量は400mlくらい。泡もあるので、だいたい350mlちょっと。ということは小瓶を500円で呑んでることだ。もう一度。ショート缶を500円で呑んでることだ。ホテルで小瓶500円は許せない。では、酒場で中生500円は許せるのか。

許せない。損だ。この酒場には入らない。

よく入る酒場のホッピーは、ジョッキに焼酎をなみなみと注いでくれる。ほとんどホッピーの焼酎割り。いきなり酔ってしまって楽しめない。思わず「コップをもらえませんか」と頼んでしまう。そして焼酎を移して、セットでおかわりを楽しんでいる。常連客だから許されることだ。

酒好きは、決して「いじましい」とは言わないが、こういうことで酒場を選んでいる。チェーン酒場は別として、個人経営の酒場は、ほんのちょっとも心意気で客はつくのだ。

と言ったところで。「極楽屋」のメガホッピーは呑んでほしい。オススメ。こういう心意気を感じると、思わず言ってしまうわけだ。

極楽気分。でわでわ。

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