2014/02/28

いちふじ













酒呑み歩き 東長崎・いちふじ

東長崎の定食屋や蕎麦屋を呑み歩く。3店目は「いちふじ」。「讃岐うどん」「自家製粉」「つけめん」と色々自慢の蕎麦屋らしい。

実は呑む目的で蕎麦屋に入るのはあんまりない。そば好きだが、勤めていた時は、昼食で蕎麦屋に入ってもビールは呑めない。たまに直帰時に夕食でビールとそばを頼むくらい。長居せず、そばを食べたら帰る。蕎麦屋はそばを食べる処で、呑む処は居酒屋。なんとなくだが。

だが、酒呑みにとって蕎麦屋は呑む処。ということで、ルンルン気分で「いちふじ」に入る。

ほんとうは日本酒を呑みたいが、この後も呑み歩かなければならない。ウーハイを頼む。そしてせいろ。…あ。そばがきとか、そばみそとか、板わさとか、せめて天ヌキを頼めば良かった。「久しぶりのそばだ」と思って、メニューも見ないで、せいろを頼んでしまった。

「呑み歩き」というより「食べ歩き」だ。なんなんだ。蕎麦屋スキルを身につけよう。

「いちふじ」にはそば焼酎のそば湯割りがある。呑みたいが、4店目に行かなければ。

でわ。

下記の呑みログもよろしく。

呑みログ 昔も今もそば処は呑み処。
http://ameblo.jp/nomilog2/entry-11782503608.html

2014/02/26

せきざわ食堂













酒呑み歩き 東長崎・せきざわ食堂

東長崎の定食屋や蕎麦屋を呑み歩く。2店目は「孤独のグルメ」で有名な「せきざわ食堂」。

「せきざわ食堂」は界隈でも、また大衆食堂でも有名。壁に有名人の色紙が貼られている。

他の客が、昼食を食べながら午後の仕事について話している隣で、ビールを頼む。ちらっと見られて、頭を下げる。居酒屋とちょっと違ったアウェイなかんじ。

1971年創業ということは40年もやっている。昔はこんな定食屋が住宅街にあった。平日は近所の工場の人達が、休日はひとり暮らしの人達が食べて、呑んで、語らった。地域の住人が集まったり、「たまには外食を」といって家族が楽しんだり。地域コミュニティの場。

ビールと冷えたコップは冷蔵庫にあるので、じぶんで出す。水や茶もセルフサービス。サービスというより、客に甘えたかんじ。こういうところも定食屋の醍醐味か?

壁一面に貼られたメニューを見る。けっこう安い。独自のメニューもある。「サンキューセット」「ワンコイン定食」「とくまるカレー」。そして井之頭五郎が頼んだ「しょうが焼目玉丼」。この後もあるので、上にのった「目玉焼き」と「ウインナーフライ」を頼む。

ウインナー焼きではなく、ウインナーフライか。うーん、ハムカツのようなものか。ごちながら口へ。お、意外といける。ビールに合う。店内音楽ではなく、テレビを見ながらビールと目玉焼き。定食屋の一品物を食べていると、家呑み気分になる。ちょっと酔い気分。

では、3店目に行こう。

でわ。

2014/02/25

日本酒・人気酒造(福島)













酒呑み比べ 福島・人気酒造

呑み比べた3本
人気一 赤人気伝統酒 吟醸
Alc:15度・酒度:+1度・精米歩合:60%(?)
黒人気 純米吟醸
Alc:15度・酒度:?度・精米歩合:60%(?)
ゴールド人気 純米大吟醸
Alc:15度・酒度:+2度・精米歩合:50%(?)

福島県二本松市には酒蔵が4つある。その気候風土が酒造りに合うためか。いずれも有名な酒蔵。

良い酒を造るには、まず良い米と水が大事。ただ、良い米と水があれば良い酒を造れるわけではない。良い米と水を、どう生かすか。今は設備と技術。昔は気候風土、その気候風土に合う道具と手法がなくては良い酒を造れない。昔からの道具や手法は「伝統」となって代々と受け継がれていった。今の設備と技術も、常に新しくなっていく。設備と技術のおかげで、全国どこでも酒が造れるようになった。

二本松市にある酒蔵の1つが人気酒造。1897年創業。酒銘は「人気一」。同じ市内の奥の松酒造の遊佐氏と、大内酒造の大内氏による新しい酒蔵だ。醸造は大内酒造が行っている。

東北は、自然の中で日本酒を造れる唯一の処。人気酒造は、その気候風土に合わせながら造る寒造りにこだわって、冬季は日本酒を、夏季は焼酎を造っている。新しい技術や設備を使わないで、伝統的道具と手法で造っている。

寒造りは、寒い冬に酒を造ること。寒いと、ゆっくりと醸すために旨くなるという。現在は設備や技術で、一年いつでも、全国どこでも酒を造れる。

手造り、寒造り。そして吟醸酒のみを造るこだわり。

人気酒造は、造り方は伝統的道具と手法にこだわるが、売り方は違う。2008年よりフォーミュラ・ニッポンのシリーズサポーターとなって、表彰式のシャンパンファイト用ドリンクに、同社の「スパークリング純米大吟醸」が使われている。円谷プロとのコラボで、「人気一・地球侵略」「人気一・ダダの梅酒」「人気・ 純米総攻撃」という酒を作っている。たぶんなにかこだわっていると思うが(笑)。

パッケージ、ラベルも日本酒を逸した、こだわったデザイン。伝統を受け継いだ造り方と、新しい売り方。

二本松市には有名な酒蔵もあるが、なくなった酒蔵もある。その中に「人氣」という酒銘があった。その酒銘を戴いて、新しくやるからには「一番」をめざそうということで、「人気一」。人気酒造はどういう酒蔵か。こだわる酒蔵だ。

でわ。

2014/02/23

50km初詣(7)浅草神社(台東区)



2013年12月31日の夜から2014年1月1日の朝まで、東京ビックサイトから数­社の神社に寄りながら明治神宮まで、約50kmを歩いて初詣。

今回は鳥越神社から浅草­神社まで。気長につきあってください。

酒好きに贈る酒呑みビデオブログ「ハバネロTV」は不定期配信です。チャンネル登録を­ぜひ。ツイート、共有、拡散もぜひ。旨い酒が呑み続けられます(笑)。あと、よろしか­ったらコメントください。よろしくおねがいします。

2014/02/20

キッチン長崎













酒呑み歩き 東長崎・キッチン長崎

西武池袋線の池袋から2つめの東長崎と3つめの江古田を呑み歩く。

まずは東長崎。

この界隈は居酒屋より、定食屋や蕎麦屋が多く、居酒屋も焼鳥屋が多い。ということで、いつもどおり11時集合で、昼は定食屋と蕎麦屋で一杯、夜は焼鳥屋で二杯。楽しく呑み歩こう。

1店目は、グルメドラマ(食テロドラマ?)で有名な「孤独のグルメ」。そのシーズン1の10話目で、井之頭五郎の入った「せきざわ食堂」…と悩んで入らなかった「キッチン長崎」に入る。2店は道路を挟んだライバル。たしかに「せきざわ食堂」は有名で、「孤独のグルメ」も入ったが。よし、こちらは「キッチン長崎」に入ろうぞ。

うそ。

「せきざわ食堂」は12時開店、「キッチン長崎」は11時開店ということで。

「キッチン長崎」は、昔の洋食屋。ナポリタン、ポークソテー、オムレツ、ハンバーグと洋食中心。だが、ビールを頼んだら、通しで湯豆腐が出てきた。洋食屋で通しに湯豆腐。壁に貼られたメニューを見ると、セットはおしんこ、豆腐、味噌汁が付く。なるほど。

さらに通しでほうれんそうのおひたし。今日は定食屋を呑み歩くので、昼食はあまり食べないでおこうと思ったが、さすがに大瓶1本で通しが2品も出されると。

壁に「ハンバーグフェア」と貼られている。どうしようか。どういうものか聞いてみたら「ずっとフェア」とのこと。なら、旬なカキフライを戴こう。次にきた時にハンバーグを戴こう。…なんか、「孤独のグルメ」でこんなシーン、あった。

では、2店目(道路の向かい)に行こう。会計を。え、通しはタダ。2品ともタダ。

うそ。

おばあちゃん、ありがとう。家族で営む洋食屋。「キッチン長崎」にぜひ。

でわ。

2014/02/19

日本酒・蒲酒造場(岐阜)













酒呑み比べ 岐阜・蒲酒造場

呑み比べた3本
やんちゃ酒 本醸造
Alc度:15度・酒度:+2度・精米歩合:60%(ひだほまれ)
やんちゃ搾りたて原酒 特別本醸造
Alc度:18〜19度・酒度:0度・精米歩合:60%(ひだほまれ)
合掌の郷 にごり
Alc度:15〜16度・酒度:ー20度・精米歩合:65%(?)

蒲酒造場は1704年創業。創業以来の銘柄は「白真弓」。そのにごり酒「合掌の郷」。伝統を守った日本酒。そして日本酒の新しい伝統を作る「やんちゃ酒」。地元、飛騨古川男子の「やんちゃ気質」を酒銘にした。キレがよく、辛口ながらも辛味を感じない酒。

岐阜の酒米「飛騨誉(ひだほまれ)」を使い、自家精米にこだわった酒造り。また、岐阜・飛騨は山々に囲まれて、冬に積もった雪の雪解水が豊か。酒造りのためにあるような環境だ。

恵まれた風土に育てられた酒を、ぜひ。

でわ。

2014/02/15

50km初詣(6)鳥越神社(台東区)



2013年12月31日の夜から2014年1月1日の朝まで、東京ビックサイトから数­社の神社に寄りながら明治神宮まで、約50kmを歩いて初詣で。

今回は水天宮から鳥越­神社まで。気長につきあってください。

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2014/02/13

こひなた/へそ/ひょっとこ















酒呑み歩き 新橋・こひなた〜へそ〜ひょっとこ

新橋を呑み走る。

いつもの「酒呑み散歩」は、ひとつの街を呑み歩く。酒場紹介ではなく、酒場の雰囲気を楽しでもらうかんじ。だから酒場の場所、連絡などはない。呑んでるところを、ただダラダラと撮ってるだけ。編集はたいへんだ。

御希望、御意見、御感想は随時受付中。

楽しんでもらうため、がんばるつもり。ただ、あたりまえだが、呑んでると酔うのでダラダラではなく、グダグダになったり、ヨロヨロになったり、ベロベロになったりするので、そのへんは御容赦を。

ということで。

昼間から新橋酒場を呑み歩くつもりだったが、大幅に編集。酒場の雰囲気どころか、醜態のみが撮れてしまったので、編集で呑み走るかんじに。

とても良い雰囲気の酒場もあったが、とりあえず。改めて新橋を呑み歩く。

せっかくこうしてやってきたので、たくさん観てほしい。ぜひ、ツイート、共有などで拡散をよろしくです。あと、呑みのブログをビデオでやってみたいという時は御一報を。けっこうやってきてノウハウは蓄えたので。

でわでわー。

信州おさけ村













酒呑み歩き 新橋・信州おさけ村

昼間から新橋を呑み歩く。

酒蔵別日本酒の呑み比べで世話になっている「信州おさけ村」は、酒類卸業の長野県酒類販売が営むアンテナショップ。長野の色々な日本酒が安く呑める。

新酒が揃っていたので、ひと休みではなく、ちょっとひと呑み。

最近のクラフトビールのブームを受けて、日本酒の酒蔵以外に、長野のマイクロ・ブリュワリー(クラフトビールのメーカー)も扱っている。長野の有名なクラフトビールといえば、「よなよなビール」だ。

「よなよなビール」は、星野リゾートの、ビールの製造事業を行うヤッホー・ブルーイングが作っている。1996年創業。「よなよなビール」以外に「軽井沢高原ビール」というブランドもある。

「よなよなビール」は、エールビール。日本で多く呑まれているラガービールとまったく異なるビールだ。特に「よなよなビール」は、熱処理していない「生」のうえに、「濾過」もしていない。そのために缶内で、酵母の二次発酵が続いている。できたてのフレッシュで華やかな香りと味わい、時が経てば、まろやかでおちついた香りと味わいを楽しめる。

ラガービールと異なって、香りと味わいを、ゆっくりと楽しむエールビール。「よなよなビール」には夜な夜な楽しむビールという、想いが込められている。

「信州おさけ村」は、日本酒以外に長野の焼酎やクラフトビール、クラフトビールも「よなよなエール」「軽井沢高原ビール」以外に色々なビールが置いてある。ぜひ。

でわ。

2014/02/08

50km初詣(5)水天宮(中央区)



2013年12月31日の夜から2014年1月1日の朝まで、東京ビックサイトから数­社の神社に寄りながら明治神宮まで、約50kmを歩いて初詣で。

今回は小網神社から水­天宮まで。気長につきあってください。

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日本酒・信州銘醸(長野)













酒呑み比べ 長野・信州銘醸

呑み比べた3本
瀧澤特醸しぼりたて限定生酒 本醸造
Alc度:17〜18度・酒度:+1度・精米歩合:59%(美山錦)
瀧澤 純米吟醸
Alc度:16〜17度・酒度:+2度・精米歩合:55%(美山錦)
瀧澤 活性にごり 純米
Alc度:16〜17度・酒度:?度・精米歩合:55%(美山錦)

1958年に地元の4つの酒蔵がまとまって信州銘醸となった。だが、もっとも古い酒蔵は1850年創業と、歴史は古い。酒銘は「喜久盛」をメインに「梁山泊」、「黒耀」、そして「瀧澤」。硬度0.95の日本一の超軟水で作っている。

「瀧澤」は、超軟水の黒耀の水と、長野の酒米・美山錦、そして酒造歴約60年の現役最高齢の小谷杜氏で作られた酒だ。

杜氏は、酒の作る蔵人のトップ。酒蔵の醸造責任者。蔵元は、酒蔵のオーナーで、経営責任者。最近の小さな酒蔵は蔵元が杜氏だったりする。

元来は稲作農業を営む人達が、冬の農閑期の収入源として酒蔵で働いた。酒は、秋に始めて冬を越して作るので、酒蔵も人手として助かった。やがて米作りのプロは酒造りのプロとなって、酒を造る責任を任された。

杜氏は同郷同士で集まった。また、酒蔵の多い地域は、杜氏のとりあい、せめぎあいもあった。さらに醸造の秘伝とか奥義とかがあって、旨い酒を作るためには杜氏が絶対必要になった。まあ、蔵元が任せすぎたわけ。「杜氏になれば御殿が建つ」といわれたほど。ちなみに日本三大杜氏は、岩手の南部杜氏、新潟の越後杜氏、兵庫の丹波杜氏。長野には小西杜氏、諏訪杜氏、飯山杜氏がある。信州銘醸は小西杜氏。

だが、戦争や業界の衰退などで杜氏も少なくなった。秘伝とか奥義とかわからないことは別として、まず、醸造技能を知った杜氏の高年齢化が進んで、酒が作れなくて潰れた酒蔵もあるくらい。

最近は、醸造学を学んで、最新の設備と技術で酒を作ってる杜氏、酒が好きで飛び込んで作ってる杜氏も増えてきた。杜氏も、酒の作り方、酒蔵の考え方とともに変わってきている。特に女性杜氏が増えてきた。

ただ、醸造学を学んで、最新の設備と技術を持てば酒が作れるわけではない。米と水と麹を知って、蔵内の空気を読んで作る。そのためには長い歴史に培われた伝統的技能は必要。そして新しい酒の作り方が、新しい酒蔵の考え方があるべき。なければ、伝統の「日本の酒」ではない。精米歩合だけが日本酒の価値ではない。作り手も呑み手も、米を磨けば旨くなると思っている。

まあ、なにより「作り手の見える酒」はいい。もし、見学のできる酒蔵があったら、呑む酒がどんな人の手によって作られているか、見てほしい。

でわ。

50km初詣(4)小網神社(中央区)



2013年12月31日の夜から2014年1月1日の朝まで、東京ビックサイトから数社の神社に寄りながら明治神宮まで、約50kmを歩いて初詣。

今回は富岡八幡宮から小網神社まで。気長につきあってください。

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2014/02/06

菊長(2)













酒呑み歩き 新橋・菊長(後編)

新橋駅前ビル1号館、2号館には小さい酒場がたくさんある。「菊長」の主は、同じ階にある老舗酒場「三芳八」で40年修行。2013年7月に、ここにじぶんの店を構えたという。

「菊長」もそうだが、新橋には昼間から呑める酒場が多い。11時開店が多くて、ランチタイムも酒が呑める。

築地で働いて、新橋で呑んで帰る客が多いとのこと。なるほど、銀座は高い酒場が多いし、客を選ぶ酒場も多いし。新橋とはドレスコードが違う。

昼は築地の客、夜はサラリーマンの客。昼間の新橋酒場。ぜひ。

でわ。

2014/02/04

菊長(1)













酒呑み歩き 新橋・菊長(前編)

「酒呑み散歩」の昼間から新橋編。昼間から新橋を呑み歩く。

まずは新橋駅前ビル1号館にある「菊長」。ランチタイムに堂々と呑む。焼きものと揚げものはできない。かわりにラーメンができる。「だぁだぁ麺」という胡麻風味と辛味と酸味の利いたラーメンだが、呑むために入ったので食べない。

ホッピーは甲類焼酎、特にキンミヤが合うと言われているが、「菊長」は芋焼酎を割る「芋ッピー」を勧めてきた。ちなみにメニューに「麦ッピー」もある。

キンミヤではなく、甲類焼酎ではなく、クセのある乙類焼酎の、しかも芋焼酎。

ウオッカ、ラム、ジンは甲類焼酎と同じスピリッツだ。ほとんどの缶チューハイはウオッカを使ってるわけだから、焼酎より呑み慣れてる。

乙類焼酎の中で、もっともクセのない麦焼酎。大分・三和酒類の「いいちこ」や同じく大分・二階堂酒造の「二階堂」。乙類焼酎としても出荷量1位、2位を争うメジャーブランド。酒場で、ボトルキープの切れたこのへんの焼酎のホッピーを出す。麦由来のホッピーと合う。「金麦」「麦とホップ」「澄みきり」などの第四のビールと呼ばれてるものも、発泡酒を麦のスピリッツで割ってるわけだから、呑み慣れてる。

だが、芋焼酎。

悩んで呑まなかったが、気になって、家で呑んでみた。

選んだ芋焼酎は、宝酒造の「一刻者」。芋焼酎は、ふつうは米麹で作るが、「一刻者」は芋麹で作った全芋焼酎。だが、芋焼酎のクセはあまり感じないので、よく呑む。

結果。

意外と合う。芋焼酎がまろやかになる。黒ホッピーで割ると旨味(甘味)を増す。

食わず嫌い、呑まず嫌いはあるものだ。たまにはいいかも。

でわ。

2014/02/01

日本酒・一宮酒造(島根)













酒呑み比べ 島根・一宮酒造

呑み比べた3本
石見銀山 特別本醸造
Alc度:15〜16度・酒度:+5度・精米歩合:60%(五百万石)
石見銀山 特別純米
Alc度:16.5度・酒度:+6度・精米歩合:60%(改良八反流)
石見銀山 しぼりたて生原酒 特別純米
Alc度:19〜20度・酒度:+3度・精米歩合:60%(改良八反流)

2007年に世界遺産登録の「石見銀山」を酒銘に持つ一宮酒造は、1896年創業。

創業時の蔵元から、税理士事務所に勤めていた当代蔵元が引き継いだ変わった酒蔵だ。当代蔵元は、「ライスパワープロジェクト」という米の化粧品の開発、栽培が難しいために無くなってしまった幻の酒米「改良八反流」の復活など、酒蔵を越えて活動の場を広げている。

無濾過、瓶燗方式(生酒を瓶詰めした状態で熱処理)による火入れ、急冷、冷蔵貯蔵という昔からの酒造りを続けて、銘酒「石見銀山」は全国新酒鑑評会で6回も金賞受賞。その評価は高い。

独自の瓶内発酵技術を用いた発泡清酒「雪香」は、2013年国際味覚審査機構で優秀味覚賞受賞。

地元の芋や梅で作った芋焼酎、梅酒、日本唯一の食用専門バラで作ったバラのリキュールなど、日本酒以外も作っている。

家業を継ぐために大学で醸造を学んで、2013年から酒造りを始めた当代蔵元の次女。税理士事務所を辞めて酒蔵を引き継いだ当代蔵元もだが、その後を高校生の時に引き継ごうと思った次女も、その行動力はなんなんだろうか。

23歳の女性蔵人が初めて作った「石見銀山 しぼりたて生原酒 特別純米」。ぜひ。

でわ。