2014/05/24

麦とホップ・黒/アサヒオフ













第四のビールの呑み比べ(6)

呑み比べた第四のビール
澄みきり キリンビール
濃い味デラックス キリンビール
金麦 サントリー酒類
グランドライ サントリー酒類
麦とホップ サッポロビール
麦とホップ・黒 サッポロビール
北海道プレミアム サッポロビール
クリアアサヒ アサヒビール
プライムリッチ アサヒビール
アサヒオフ アサヒビール

今回も桜を愛でながら酒を呑み比べる「花見企画」です。10回目は、前回に続いて「第四­のビール」を呑み比べます。
いつもは呑まない、でも、やたらと出ているオフ&ゼロものの「アサヒオフ」と、黒ビールふうの「麦とホップ・黒」です。

各社2種合計8種の第四のビールを呑みましたが、おまけで追加2種。

「麦とホップ・黒」は2012年発売。限定発売でしたが一般発売に。原料は発泡酒(麦芽・ホップ・大麦)・スピリッツ(大麦)。他社に比較商品がなかったのでエントリーしませんでした。

「アサヒオフ」は2009年発売。2014年にリニューアル。原料は発泡酒(麦芽エキス・ホップ・糖類・カラメル色素・食物繊維・大豆たんぱく・調味料(アミノ酸)・甘味料(アセスルファムK)・スピリッツ(大麦)。カロリー&糖質オフ(ゼロ)の酒類は呑まないのでエントリーしませんでした。

2014/05/23

やっぱりキリンの濃い味か?













第四のビールの呑み比べ(5)

呑み比べた第四のビール
澄みきり キリンビール
濃い味デラックス キリンビール
金麦 サントリー酒類
グランドライ サントリー酒類
麦とホップ サッポロビール
北海道プレミアム サッポロビール
クリアアサヒ アサヒビール
プライムリッチ アサヒビール

今回も桜を愛でながら酒を呑み比べる「花見企画」です。9回目は、前回に続いて「第四­のビール」を呑み比べます。

8缶を呑み比べて、いまのところキリンの「濃い味デラックス」がいちばんか?次回はちょっと趣向を変えて…。

2014/05/22

麦とホップ/北海道プレミアム













第四のビールの呑み比べ(4)

呑み比べた第四のビール
麦とホップ サッポロビール
北海道プレミアム サッポロビール
クリアアサヒ アサヒビール
プライムリッチ アサヒビール

今回も桜を愛でながら酒を呑み比べる「花見企画」です。8回目は、前回に続いて「第四­のビール」を呑み比べます。
アサヒの「麦とホップ」と「北海道プレミアム」です。

「麦とホップ」は2008年発売。2014年に「The gold」にリニューアル。原料は発泡酒(麦芽・ホップ・大麦)・スピリッツ(大麦)。

「北海道プレミアム」は2012年発売。北海道産原料使用。原料は発泡酒(麦芽・ホップ・大麦・糖類)・スピリッツ(大麦)。

2014/05/21

クリアアサヒ/プライムリッチ













第四のビールの呑み比べ(3)

呑み比べた第四のビール
麦とホップ サッポロビール
北海道プレミアム サッポロビール
クリアアサヒ アサヒビール
プライムリッチ アサヒビール

今回も桜を愛でながら酒を呑み比べる「花見企画」です。7回目は、前回に続いて「第四­のビール」を呑み比べます。
アサヒの「クリアアサヒ」と「プライムリッチ」です。

「クリアアサヒ」は2008年発売。2012年までは第四のビールのシェアトップ。原料は発泡酒(麦芽・ホップ・大麦・コーンスターチ)・スピリッツ(大麦)。

「プライムリッチ」は2013年発売。「クリアアサヒ」の横展開商品。原料は発泡酒(麦芽・ホップ・大麦・コーンスターチ)・スピリッツ(大麦)。

2014/05/20

澄みきり/濃い味デラックス













第四のビールの呑み比べ(2)

呑み比べた第四のビール
澄みきり キリンビール
濃い味デラックス キリンビール
金麦 サントリー酒類
グランドライ サントリー酒類

今回も桜を愛でながら酒を呑み比べる「花見企画」です。6回目は、前回に続いて「第四­のビール」を呑み比べます。
キリンの「澄みきり」と「濃い味デラックス」です。

「澄みきり」は2013年発売。発売半年でリニューアル。2012年までの「クリアアサヒ」を抑えてシェアトップに。キリンは「淡麗」で発泡酒の、「のどごし生」で第三のビールのシェアトップ。原料は発泡酒(麦芽・ホップ・大麦)・スピリッツ(大麦)。

「濃い味デラックス」は2013年発売。いつのまにか「デラックス」に。原料は発泡酒(麦芽・ホップ・大麦・コーンスターチ・糖類)・スピリッツ(小麦)。

50km初詣(おまけ)



2013年12月31日の夜から2014年1月1日の朝まで、東京ビックサイトから数­社の神社に寄りながら明治神宮まで、約50kmを歩いて初詣。

無事に明治神宮で初日を­拝みました。今回は朝食を食べます。だが、どこも開いていない。

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2014/05/19

金麦/グランドライ+第四のビールの話













第四のビールの呑み比べ(1)

呑み比べた第四のビール
澄みきり キリンビール
濃い味デラックス キリンビール
金麦 サントリー酒類
グランドライ サントリー酒類

今回も桜を愛でながら酒を呑み比べる「花見企画」です。5回目は「第四のビール」を呑­み比べます。
サントリーの「金麦」と「グランドライ」です。

麦芽以外の原料を使う第三のビールが2006年の酒税改定で造れなくなりました。次はビールや発泡酒よりも税率が低い酒税区分の種類を考えます。醸造酒ではなく、蒸留酒(リキュール)の第四のビールを造ります。つまりビアテイストチューハイ。チューハイと同じリキュールに分類。
サントリーがビールを麦焼酎で割った「麦風」を発売。そして発泡酒を麦原料の蒸留酒(スピリッツ)で割った、いまの第四のビールをそれぞれのメーカーで発売。第三と第四のビールを合わせて新ジャンルという種類が生まれました。

「金麦」は2007年発売。毎年リニューアルしている。原料は発泡酒(麦芽・ホップ・糖類)・スピリッツ(小麦)。

「グランドライ」は2013年発売。1999年発売のヒット発泡酒「マグナムドライ」の後継商品。原料は発泡酒(麦芽・ホップ・糖類)・スピリッツ(小麦)。

50km初詣(16)明治神宮(渋谷区)



2013年12月31日の夜から2014年1月1日の朝まで、東京ビックサイトから数­社の神社に寄りながら明治神宮まで、約50kmを歩いて初詣。

今回は代々木八幡宮から­明治神宮まで。さて、初日にまにあうのか。

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2014/05/18

第三のビールの呑み比べ(2)













第三のビールの呑み比べ(2)

呑み比べた第三のビール
ドラフトワン サッポロビール
ジョッキ生 サントリー酒類
のどごし生 キリンビール

今回も桜を愛でながら酒を呑み比べる「花見企画」です。4回目は、前回に続いて「第三­のビール」を呑み比べます。
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50km初詣(15)代々木八幡宮(渋谷区)



2013年12月31日の夜から2014年1月1日の朝まで、東京ビックサイトから数­社の神社に寄りながら明治神宮まで、約50kmを歩いて初詣。

今回は熊野神社から代々­木八幡宮社まで。気長につきあってください。

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2014/05/17

第三のビールの呑み比べ(1)













第三のビールの呑み比べ(1)

呑み比べた第三のビール
ドラフトワン サッポロビール
ジョッキ生 サントリー酒類
のどごし生 キリンビール

こちらもぜひ!
呑みログ「新ジャンルの歴史」

今回も桜を愛でながら酒を呑み比べる「花見企画」です。3回目は「第三のビール」を呑­み比べます。
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50km初詣(14)熊野神社(新宿区)



2013年12月31日の夜から2014年1月1日の朝まで、東京ビックサイトから数­社の神社に寄りながら明治神宮まで、約50kmを歩いて初詣。

今回は花園神社から熊野­神社まで。気長につきあってください。

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2014/05/16

発泡酒の呑み比べ(2)













発泡酒の呑み比べ(2)

呑み比べた発泡酒
北海道生搾り サッポロビール
本生ドラフト アサヒビール
淡麗 キリンビール

今回も桜を愛でながら酒を呑み比べる「花見企画」です。2回目は、前回に続いて「発泡­酒」を呑み比べます。
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50km初詣(13)花園神社(新宿区)



2013年12月31日の夜から2014年1月1日の朝まで、東京ビックサイトから数­社の神社に寄りながら明治神宮まで、約50kmを歩いて初詣。

今回は靖国神社から花園­神社まで。気長につきあってください。

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2014/05/15

発泡酒の呑み比べ(1)













発泡酒の呑み比べ(1)

呑み比べた発泡酒
北海道生搾り サッポロビール
本生ドラフト アサヒビール
淡麗 キリンビール

こちらもぜひ
呑みログ「発泡酒の歴史」

今回は桜を愛でながら酒を呑み比べる「花見企画」です。1回目は「発泡­酒」を呑み比べます。
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50km初詣(12)靖国神社(千代田区)



2013年12月31日の夜から2014年1月1日の朝まで、東京ビックサイトから数­社の神社に寄りながら明治神宮まで、約50kmを歩いて初詣。

今回は東京大神宮から靖­国神社まで。気長につきあってください。

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2014/05/14

50km初詣(11)東京大神宮(千代田区)



2013年12月31日の夜から2014年1月1日の朝まで、東京ビックサイトから数­社の神社に寄りながら明治神宮まで、約50kmを歩いて初詣。

今回は神田神社(神田明­神)から東京大神宮まで。気長につきあってください。

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2014/03/18

お志ど里(2)













酒呑み歩き 江古田・お志ど里(後編)

江古田を呑み歩く。「お志ど里」でちょっと休憩。

「酒呑み歩き」は、1日でいくつかの酒場を呑み歩く。11時集合で、だいたい7〜8店くらい。1店30〜40分、移動なども含めると7〜8時間。混雑時は避けたいので夕方18時くらいにアップ。だが、ちょっと呑みすぎるとタイムアップの前に吞み潰れてしまう(笑)。

まあ、そういうところも楽しんでいただければ。

でーわ、3店目へ。

2014/03/17

50km初詣(10)神田神社(千代田区)



2013年12月31日の夜から2014年1月1日の朝まで、東京ビックサイトから数­社の神社に寄りながら明治神宮まで、約50kmを歩いて初詣。

今回は湯島天満宮から神­田神社(神田明神)まで。気長につきあってください。

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2014/03/14

お志ど里(1)













酒呑み歩き 江古田・お志ど里(前編)

江古田を呑み歩く。2店目は「お志ど里」。

昼から酒が呑める定食屋、そして夜でも飯が食べられる居酒屋として地元では有名。昼は学生たちが、夜はおっさんたちが集まる。嬉しいのは開店から閉店までの通し営業。ランチタイムを外して酒を呑みながら、遅い昼飯を食べる。ちょっと嬉しくなる。このまま呑み続けてしまいそう。

1957年に有楽町のガード下で開業。東長崎を経て、1973年に江古田に移転。以後、江古田の街にすっかりなじんでいる昭和の大衆食堂(大衆酒場)だ。

けっこう大箱。200人くらいは入るか。スタッフはランチタイムを終えて、ちょっと疲れている。呑んでいる客もちらほら。

日本酒が揃っている。この後も続くので、ぐっと堪えて、ハイサワーと酎ハイを頼む。

江古田は日本大学藝術学部、武蔵野音楽大学、武蔵大学の3つ大学がある学生の街。だが、昔から続く商店が多く、今風のショップは少ない。昭和の街並も、いまだ続いている。駅から広がる商店街も、いまだ活気だ。

チェーン酒場の元気な声の代わりに、ここでは定食屋、居酒屋の暖かい声が客を迎える。昼は隣に座るおばあちゃんの話を聞きながら、夜はおっさんのくだらない話を聞きながら。ぜひ。

でわ。

2014/03/11

日本酒・かたふね/笹印/鳳陽













酒呑み比べ かたふね/笹印/鳳陽

呑み比べた3本
かたふね 純米吟醸(新潟・竹田酒造店)
Alc度:15.6度・酒度:ー5度・精米歩合:55%(越淡麗)
笹印笹祝 純米吟醸(新潟・笹祝酒造)
Alc度:15〜16度・酒度:+3度・精米歩合:55%(山田錦)
鳳陽 純米吟醸(宮城・内ヶ崎酒造)
Alc度:16度・酒度:+3度・精米歩合:50%(蔵の華)

いつもは酒蔵別で日本酒を呑み比べているが、東北の酒蔵の純米吟醸酒を呑み比べた。酒蔵の紹介は別の機会に。

ここでは酒米の話を。

吟醸酒は、昔は「吟味して醸した酒」。今は精米歩合60%以下の日本酒の意。本醸酒も、純米酒も精米歩合60%以下は吟醸酒。精米歩合は、玄米に対しての精米の割合で、玄米の60%を使う(40%を削る)と吟醸酒となる。ちなみに飯米で90%。

有名な酒米は兵庫の「山田錦」。全国新酒鑑評会で金賞受賞歴も多く、「山田錦」と日本醸造協会の「協会9号酵母」で精米歩合35%の日本酒を作れば金賞をとれる言われた。あまりにも「山田錦」ばかりなので山田錦部門を設けたほど。

大粒で心白が大きくて高度精米のできる、つまり大吟醸酒(精米歩合50%以下)のための酒米。あの有名な旭酒造の「獺祭」で、「山田錦」の精米歩合23%の大大吟醸酒もある。

ただし大粒で、背が高いので倒れやすい。ゆえに育てるのが難しく、高価で、不作年は酒蔵同士のとりあいになる。

他に有名な酒米は新潟の「五百万石」、長野の「美山錦」、岡山の「雄町」。
「五百万石」は「山田錦」に次ぐ有名な酒米。「雄町」は1859年に見つかった古い酒米で、「山田錦」や「五百万石」の親種。だいたいの酒米は「雄町」から生まれた。優れた酒米だが、育てるのが難しく、絶滅種に近い。「美山錦」は1978年に醸造試験所で掛け合わせた酒米に放射線を照射。たまたま生まれた(できた?)酒米。

あとは漫画「夏子の酒」に出てきた、山形の「亀ノ尾」とか、広島の「八反」「八反錦」とか。

さて、米処、酒処の新潟の酒蔵、竹田酒造店の「かたふね」の酒米は「越淡麗」。小粒の「五百万石」は、「山田錦」と違って高度精米に耐えられない。「越淡麗」は米処、酒処の意地で生まれた。生まれるまで実に16年間もかかった。大粒で、高度精米のできる、やはり大吟醸酒のための酒米。親種は「山田錦」と「五百万石」。

「蔵の華」は宮城の酒米。宮城は長野の酒米「美山錦」を作っていた。地元の酒蔵に自産の酒米が欲しいと言われて生まれた酒米。こちらも長野に対する宮城の意地。生まれた「越淡麗」は「美山錦」より優れていると自画自賛(笑)。実に親ばか。冷害や病害に強く、大粒で、やはり高度精米のできる大吟醸酒のための酒米。

どこの酒蔵も、めざすは純米大吟醸。最近は「獺祭」に影響を受けたのか純米大吟醸がブーム。磨かれた酒米の味を、ぜひ。

でわ。

2014/03/10

50km初詣(9)湯島天満宮(文京区)



2013年12月31日の夜から2014年1月1日の朝まで、東京ビックサイトから数­社の神社に寄りながら明治神宮まで、約50kmを歩いて初詣。

今回は下谷神社から湯島­天満宮まで。気長につきあってください。

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2014/03/08

ピース(PEACE)













酒呑み歩き 江古田・ピース(PEACE)

東長崎から江古田へ。江古田を呑み歩く。

1店目は「ピース」。イタリアン。

代々木上原にある有名なイタリアンカフェ「LIFE」での修行を終えて独立。2006年に、江古田にイタリアンカフェを開いた。雰囲気は「LIFE」に似ているが、メニューは江古田の街に合わせてイタリアンカフェというよりイタリアの定食屋。水もセルフサービスというコストカットで、できるだけ安く、イタリアンを食べてほしいという。

古い家具に囲まれて、有機農野菜、ボリュームあるワンプレートランチを食べる…、ために来たのではない。安い旨い酒を呑むため。というのも、「ピース」には酒もある。

女性同士、カップルがランチを楽しんでいる隣で、むさい男性がふたり。取材とはいえ、周囲の視線が痛い。アウェイなかんじ。ランチリストを断って、ワインリストを貰って、グラスワインをさがす。

ワインはもちろん、カクテル、ビール、焼酎まである。ハウスワイン、肴にピクルスを頼む。

おお、たしかに凄いボリューム。ふたりでも食べきれない。

「ピース」は23時30分まで営業。

男性同士、ただ酒を呑むだけというときは、きっと夜がいい。

外装は二階建住宅、内装はセルフビルドのイタリアンカフェ(定食屋)。内装は少しずつ変わっていく。オーナーが家具を買い足しているので。楽しみながら、ぜひ。

でわ、2店目へ。

2014/03/07

日本酒・木内酒造(茨城)













酒呑み比べ 茨城・木内酒造

呑み比べた3本
菊盛 辛口純米
Alc度:15度・酒度:+4度・精米歩合:63%(ひたち錦・千代錦)
菊盛 純米新酒
Alc度:15〜16度・酒度:+3度・精米歩合:58%(?)
春一輪 純米吟醸
Alc度:15〜16度・酒度:+1度・精米歩合:55%(五百万石)

1823年創業。

元は村の庄屋(名主)。やがて余った年貢米で酒を造って酒蔵として創業。酒銘は「菊盛」。

現在は、創業以来のこだわりの日本酒「菊盛」以外に、世界でもっとも呑まれている日本のクラフトビール「常陸野ネストビール」、国内最大のコンテストで日本一となった梅酒「木内梅酒」、米焼酎「木内」、ワイン「木内ワイン」などを作っている。

また、酒類製造以外に、蕎麦屋、ビアカフェ、レストランも営んでいる。

「辛口純米」は茨城の酒米「ひたち錦」を麹米に、千代錦を掛米に使っている。ひたち錦は飯米としても旨く、その米の旨味を、純米酒ならではのコクある味わいに生かしている。

ぜひ。でわ。

2014/03/05

珈琲庵(2)













酒呑み歩き 東長崎・珈琲庵(後編)

東長崎の「珈琲庵」で缶ビールを呑みながら、なんで看板に「コーヒー」「定食」「ビール」「サワー」と書いてるのか。確かめるために外出中のマスターを待つ。

マスターの妻らしきおばちゃんに、富山の名物「黒作り」を肴に戴く。旨い。

マスターが帰ってきたので確認。

コーヒーだけではやっていけないので、定食を始めた。客にビールが欲しいと言われて缶ビールを置いた。大は500缶。小は350缶。

サワーは…覚えていない。炭酸水があればある。なければない。今日はない。呑む人があまりいないので、ない日のほうが多い。

ならば看板に「ビール」と「サワー」は書かなくてもいいのでは。

「そーねーなんで書いてるのかね」

なんで看板に書いてるのか、理由は明かされなかった。モヤモヤとした気分のまま、東長崎から江古田へ。

でわ。

2014/03/04

珈琲庵(1)













酒呑み歩き 東長崎・珈琲庵(前編)

東長崎を呑み歩く。

5店目は「珈琲庵」。看板に「コーヒー」「定食」「ビール」「サワー」と、今回の定食屋と蕎麦屋で酒を呑むという企画にぴったり。さらにコーヒーも飲める。狙ったような展開。

このややこしい看板の理由は、次回に明かされる(笑)。

今回は東長崎について。

東長崎は実は駅名だけ。東長崎という地名はない。昔の長崎町の西にあるのに東長崎というのは九州の長崎より東にあるから。東伏見や東久留米と同じ。駅名で紛らわしいので。西でいいと思うのだが、東京は「東」にこだわりたいのだ。東の京(みやこ)だから。ちなみに西東京市は東の京の西(笑)。ややこしい。

長崎町の南に南長崎町があって、有名なトキワ荘があった。

池袋に近いため、繁華街の香り、旧・西武グループ(西武鉄道とセゾン)の匂いの残る街。定食屋、蕎麦屋、焼鳥屋が多く、チェーン酒場の少ない街。つまり西武グループによって池袋の開発が終わった。もうちょっと開発を広げようと思っていたら、西武グループが無くなってしまった。そういう香りと匂いの残る街。

ややこしいか。まあ、いいか。でわ。

50km初詣(8)下谷神社(台東区)



2013年12月31日の夜から2014年1月1日の朝まで、東京ビックサイトから数­社の神社に寄りながら明治神宮まで、約50kmを歩いて初詣。

今回は浅草神社から下谷­神社まで。気長につきあってください。

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2014/03/01

大野屋













酒呑み歩き 東長崎・大野屋

東長崎を呑み歩く。4店目は「大野屋」。蕎麦屋で、定食屋で、居酒屋。

タダ。

酒を頼むとタダで通しが付く。それも一杯で一品。呑んだら呑んだだけ付く。それも違う一品。付いたら酒呑みは料理を頼まないのでは。よけいな心配は経営方針に任せて、酒呑みは、ただ、呑んで食べればいい。

ただ。

水曜が定休で、今日が水曜でなかったら。

1960年から50年間も、この経営方針を貫いてきたらしい。通しで20品、酒で50種を揃えてるらしい。肴は1品200〜300円らしい。そばも旨いらしい。

「らしい」「らしい」でうるさいが。確かめてないので。確かめたのは水曜定休。定休はいいが、「営業中」の札をかけるな(怒)。

確かめてないので、ぜひ、とは言えないが。

でわ、5店目はどこに。

2014/02/28

いちふじ













酒呑み歩き 東長崎・いちふじ

東長崎の定食屋や蕎麦屋を呑み歩く。3店目は「いちふじ」。「讃岐うどん」「自家製粉」「つけめん」と色々自慢の蕎麦屋らしい。

実は呑む目的で蕎麦屋に入るのはあんまりない。そば好きだが、勤めていた時は、昼食で蕎麦屋に入ってもビールは呑めない。たまに直帰時に夕食でビールとそばを頼むくらい。長居せず、そばを食べたら帰る。蕎麦屋はそばを食べる処で、呑む処は居酒屋。なんとなくだが。

だが、酒呑みにとって蕎麦屋は呑む処。ということで、ルンルン気分で「いちふじ」に入る。

ほんとうは日本酒を呑みたいが、この後も呑み歩かなければならない。ウーハイを頼む。そしてせいろ。…あ。そばがきとか、そばみそとか、板わさとか、せめて天ヌキを頼めば良かった。「久しぶりのそばだ」と思って、メニューも見ないで、せいろを頼んでしまった。

「呑み歩き」というより「食べ歩き」だ。なんなんだ。蕎麦屋スキルを身につけよう。

「いちふじ」にはそば焼酎のそば湯割りがある。呑みたいが、4店目に行かなければ。

でわ。

下記の呑みログもよろしく。

呑みログ 昔も今もそば処は呑み処。
http://ameblo.jp/nomilog2/entry-11782503608.html

2014/02/26

せきざわ食堂













酒呑み歩き 東長崎・せきざわ食堂

東長崎の定食屋や蕎麦屋を呑み歩く。2店目は「孤独のグルメ」で有名な「せきざわ食堂」。

「せきざわ食堂」は界隈でも、また大衆食堂でも有名。壁に有名人の色紙が貼られている。

他の客が、昼食を食べながら午後の仕事について話している隣で、ビールを頼む。ちらっと見られて、頭を下げる。居酒屋とちょっと違ったアウェイなかんじ。

1971年創業ということは40年もやっている。昔はこんな定食屋が住宅街にあった。平日は近所の工場の人達が、休日はひとり暮らしの人達が食べて、呑んで、語らった。地域の住人が集まったり、「たまには外食を」といって家族が楽しんだり。地域コミュニティの場。

ビールと冷えたコップは冷蔵庫にあるので、じぶんで出す。水や茶もセルフサービス。サービスというより、客に甘えたかんじ。こういうところも定食屋の醍醐味か?

壁一面に貼られたメニューを見る。けっこう安い。独自のメニューもある。「サンキューセット」「ワンコイン定食」「とくまるカレー」。そして井之頭五郎が頼んだ「しょうが焼目玉丼」。この後もあるので、上にのった「目玉焼き」と「ウインナーフライ」を頼む。

ウインナー焼きではなく、ウインナーフライか。うーん、ハムカツのようなものか。ごちながら口へ。お、意外といける。ビールに合う。店内音楽ではなく、テレビを見ながらビールと目玉焼き。定食屋の一品物を食べていると、家呑み気分になる。ちょっと酔い気分。

では、3店目に行こう。

でわ。

2014/02/25

日本酒・人気酒造(福島)













酒呑み比べ 福島・人気酒造

呑み比べた3本
人気一 赤人気伝統酒 吟醸
Alc:15度・酒度:+1度・精米歩合:60%(?)
黒人気 純米吟醸
Alc:15度・酒度:?度・精米歩合:60%(?)
ゴールド人気 純米大吟醸
Alc:15度・酒度:+2度・精米歩合:50%(?)

福島県二本松市には酒蔵が4つある。その気候風土が酒造りに合うためか。いずれも有名な酒蔵。

良い酒を造るには、まず良い米と水が大事。ただ、良い米と水があれば良い酒を造れるわけではない。良い米と水を、どう生かすか。今は設備と技術。昔は気候風土、その気候風土に合う道具と手法がなくては良い酒を造れない。昔からの道具や手法は「伝統」となって代々と受け継がれていった。今の設備と技術も、常に新しくなっていく。設備と技術のおかげで、全国どこでも酒が造れるようになった。

二本松市にある酒蔵の1つが人気酒造。1897年創業。酒銘は「人気一」。同じ市内の奥の松酒造の遊佐氏と、大内酒造の大内氏による新しい酒蔵だ。醸造は大内酒造が行っている。

東北は、自然の中で日本酒を造れる唯一の処。人気酒造は、その気候風土に合わせながら造る寒造りにこだわって、冬季は日本酒を、夏季は焼酎を造っている。新しい技術や設備を使わないで、伝統的道具と手法で造っている。

寒造りは、寒い冬に酒を造ること。寒いと、ゆっくりと醸すために旨くなるという。現在は設備や技術で、一年いつでも、全国どこでも酒を造れる。

手造り、寒造り。そして吟醸酒のみを造るこだわり。

人気酒造は、造り方は伝統的道具と手法にこだわるが、売り方は違う。2008年よりフォーミュラ・ニッポンのシリーズサポーターとなって、表彰式のシャンパンファイト用ドリンクに、同社の「スパークリング純米大吟醸」が使われている。円谷プロとのコラボで、「人気一・地球侵略」「人気一・ダダの梅酒」「人気・ 純米総攻撃」という酒を作っている。たぶんなにかこだわっていると思うが(笑)。

パッケージ、ラベルも日本酒を逸した、こだわったデザイン。伝統を受け継いだ造り方と、新しい売り方。

二本松市には有名な酒蔵もあるが、なくなった酒蔵もある。その中に「人氣」という酒銘があった。その酒銘を戴いて、新しくやるからには「一番」をめざそうということで、「人気一」。人気酒造はどういう酒蔵か。こだわる酒蔵だ。

でわ。

2014/02/23

50km初詣(7)浅草神社(台東区)



2013年12月31日の夜から2014年1月1日の朝まで、東京ビックサイトから数­社の神社に寄りながら明治神宮まで、約50kmを歩いて初詣。

今回は鳥越神社から浅草­神社まで。気長につきあってください。

酒好きに贈る酒呑みビデオブログ「ハバネロTV」は不定期配信です。チャンネル登録を­ぜひ。ツイート、共有、拡散もぜひ。旨い酒が呑み続けられます(笑)。あと、よろしか­ったらコメントください。よろしくおねがいします。

2014/02/20

キッチン長崎













酒呑み歩き 東長崎・キッチン長崎

西武池袋線の池袋から2つめの東長崎と3つめの江古田を呑み歩く。

まずは東長崎。

この界隈は居酒屋より、定食屋や蕎麦屋が多く、居酒屋も焼鳥屋が多い。ということで、いつもどおり11時集合で、昼は定食屋と蕎麦屋で一杯、夜は焼鳥屋で二杯。楽しく呑み歩こう。

1店目は、グルメドラマ(食テロドラマ?)で有名な「孤独のグルメ」。そのシーズン1の10話目で、井之頭五郎の入った「せきざわ食堂」…と悩んで入らなかった「キッチン長崎」に入る。2店は道路を挟んだライバル。たしかに「せきざわ食堂」は有名で、「孤独のグルメ」も入ったが。よし、こちらは「キッチン長崎」に入ろうぞ。

うそ。

「せきざわ食堂」は12時開店、「キッチン長崎」は11時開店ということで。

「キッチン長崎」は、昔の洋食屋。ナポリタン、ポークソテー、オムレツ、ハンバーグと洋食中心。だが、ビールを頼んだら、通しで湯豆腐が出てきた。洋食屋で通しに湯豆腐。壁に貼られたメニューを見ると、セットはおしんこ、豆腐、味噌汁が付く。なるほど。

さらに通しでほうれんそうのおひたし。今日は定食屋を呑み歩くので、昼食はあまり食べないでおこうと思ったが、さすがに大瓶1本で通しが2品も出されると。

壁に「ハンバーグフェア」と貼られている。どうしようか。どういうものか聞いてみたら「ずっとフェア」とのこと。なら、旬なカキフライを戴こう。次にきた時にハンバーグを戴こう。…なんか、「孤独のグルメ」でこんなシーン、あった。

では、2店目(道路の向かい)に行こう。会計を。え、通しはタダ。2品ともタダ。

うそ。

おばあちゃん、ありがとう。家族で営む洋食屋。「キッチン長崎」にぜひ。

でわ。

2014/02/19

日本酒・蒲酒造場(岐阜)













酒呑み比べ 岐阜・蒲酒造場

呑み比べた3本
やんちゃ酒 本醸造
Alc度:15度・酒度:+2度・精米歩合:60%(ひだほまれ)
やんちゃ搾りたて原酒 特別本醸造
Alc度:18〜19度・酒度:0度・精米歩合:60%(ひだほまれ)
合掌の郷 にごり
Alc度:15〜16度・酒度:ー20度・精米歩合:65%(?)

蒲酒造場は1704年創業。創業以来の銘柄は「白真弓」。そのにごり酒「合掌の郷」。伝統を守った日本酒。そして日本酒の新しい伝統を作る「やんちゃ酒」。地元、飛騨古川男子の「やんちゃ気質」を酒銘にした。キレがよく、辛口ながらも辛味を感じない酒。

岐阜の酒米「飛騨誉(ひだほまれ)」を使い、自家精米にこだわった酒造り。また、岐阜・飛騨は山々に囲まれて、冬に積もった雪の雪解水が豊か。酒造りのためにあるような環境だ。

恵まれた風土に育てられた酒を、ぜひ。

でわ。

2014/02/15

50km初詣(6)鳥越神社(台東区)



2013年12月31日の夜から2014年1月1日の朝まで、東京ビックサイトから数­社の神社に寄りながら明治神宮まで、約50kmを歩いて初詣で。

今回は水天宮から鳥越­神社まで。気長につきあってください。

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2014/02/13

こひなた/へそ/ひょっとこ















酒呑み歩き 新橋・こひなた〜へそ〜ひょっとこ

新橋を呑み走る。

いつもの「酒呑み散歩」は、ひとつの街を呑み歩く。酒場紹介ではなく、酒場の雰囲気を楽しでもらうかんじ。だから酒場の場所、連絡などはない。呑んでるところを、ただダラダラと撮ってるだけ。編集はたいへんだ。

御希望、御意見、御感想は随時受付中。

楽しんでもらうため、がんばるつもり。ただ、あたりまえだが、呑んでると酔うのでダラダラではなく、グダグダになったり、ヨロヨロになったり、ベロベロになったりするので、そのへんは御容赦を。

ということで。

昼間から新橋酒場を呑み歩くつもりだったが、大幅に編集。酒場の雰囲気どころか、醜態のみが撮れてしまったので、編集で呑み走るかんじに。

とても良い雰囲気の酒場もあったが、とりあえず。改めて新橋を呑み歩く。

せっかくこうしてやってきたので、たくさん観てほしい。ぜひ、ツイート、共有などで拡散をよろしくです。あと、呑みのブログをビデオでやってみたいという時は御一報を。けっこうやってきてノウハウは蓄えたので。

でわでわー。

信州おさけ村













酒呑み歩き 新橋・信州おさけ村

昼間から新橋を呑み歩く。

酒蔵別日本酒の呑み比べで世話になっている「信州おさけ村」は、酒類卸業の長野県酒類販売が営むアンテナショップ。長野の色々な日本酒が安く呑める。

新酒が揃っていたので、ひと休みではなく、ちょっとひと呑み。

最近のクラフトビールのブームを受けて、日本酒の酒蔵以外に、長野のマイクロ・ブリュワリー(クラフトビールのメーカー)も扱っている。長野の有名なクラフトビールといえば、「よなよなビール」だ。

「よなよなビール」は、星野リゾートの、ビールの製造事業を行うヤッホー・ブルーイングが作っている。1996年創業。「よなよなビール」以外に「軽井沢高原ビール」というブランドもある。

「よなよなビール」は、エールビール。日本で多く呑まれているラガービールとまったく異なるビールだ。特に「よなよなビール」は、熱処理していない「生」のうえに、「濾過」もしていない。そのために缶内で、酵母の二次発酵が続いている。できたてのフレッシュで華やかな香りと味わい、時が経てば、まろやかでおちついた香りと味わいを楽しめる。

ラガービールと異なって、香りと味わいを、ゆっくりと楽しむエールビール。「よなよなビール」には夜な夜な楽しむビールという、想いが込められている。

「信州おさけ村」は、日本酒以外に長野の焼酎やクラフトビール、クラフトビールも「よなよなエール」「軽井沢高原ビール」以外に色々なビールが置いてある。ぜひ。

でわ。

2014/02/08

50km初詣(5)水天宮(中央区)



2013年12月31日の夜から2014年1月1日の朝まで、東京ビックサイトから数­社の神社に寄りながら明治神宮まで、約50kmを歩いて初詣で。

今回は小網神社から水­天宮まで。気長につきあってください。

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日本酒・信州銘醸(長野)













酒呑み比べ 長野・信州銘醸

呑み比べた3本
瀧澤特醸しぼりたて限定生酒 本醸造
Alc度:17〜18度・酒度:+1度・精米歩合:59%(美山錦)
瀧澤 純米吟醸
Alc度:16〜17度・酒度:+2度・精米歩合:55%(美山錦)
瀧澤 活性にごり 純米
Alc度:16〜17度・酒度:?度・精米歩合:55%(美山錦)

1958年に地元の4つの酒蔵がまとまって信州銘醸となった。だが、もっとも古い酒蔵は1850年創業と、歴史は古い。酒銘は「喜久盛」をメインに「梁山泊」、「黒耀」、そして「瀧澤」。硬度0.95の日本一の超軟水で作っている。

「瀧澤」は、超軟水の黒耀の水と、長野の酒米・美山錦、そして酒造歴約60年の現役最高齢の小谷杜氏で作られた酒だ。

杜氏は、酒の作る蔵人のトップ。酒蔵の醸造責任者。蔵元は、酒蔵のオーナーで、経営責任者。最近の小さな酒蔵は蔵元が杜氏だったりする。

元来は稲作農業を営む人達が、冬の農閑期の収入源として酒蔵で働いた。酒は、秋に始めて冬を越して作るので、酒蔵も人手として助かった。やがて米作りのプロは酒造りのプロとなって、酒を造る責任を任された。

杜氏は同郷同士で集まった。また、酒蔵の多い地域は、杜氏のとりあい、せめぎあいもあった。さらに醸造の秘伝とか奥義とかがあって、旨い酒を作るためには杜氏が絶対必要になった。まあ、蔵元が任せすぎたわけ。「杜氏になれば御殿が建つ」といわれたほど。ちなみに日本三大杜氏は、岩手の南部杜氏、新潟の越後杜氏、兵庫の丹波杜氏。長野には小西杜氏、諏訪杜氏、飯山杜氏がある。信州銘醸は小西杜氏。

だが、戦争や業界の衰退などで杜氏も少なくなった。秘伝とか奥義とかわからないことは別として、まず、醸造技能を知った杜氏の高年齢化が進んで、酒が作れなくて潰れた酒蔵もあるくらい。

最近は、醸造学を学んで、最新の設備と技術で酒を作ってる杜氏、酒が好きで飛び込んで作ってる杜氏も増えてきた。杜氏も、酒の作り方、酒蔵の考え方とともに変わってきている。特に女性杜氏が増えてきた。

ただ、醸造学を学んで、最新の設備と技術を持てば酒が作れるわけではない。米と水と麹を知って、蔵内の空気を読んで作る。そのためには長い歴史に培われた伝統的技能は必要。そして新しい酒の作り方が、新しい酒蔵の考え方があるべき。なければ、伝統の「日本の酒」ではない。精米歩合だけが日本酒の価値ではない。作り手も呑み手も、米を磨けば旨くなると思っている。

まあ、なにより「作り手の見える酒」はいい。もし、見学のできる酒蔵があったら、呑む酒がどんな人の手によって作られているか、見てほしい。

でわ。

50km初詣(4)小網神社(中央区)



2013年12月31日の夜から2014年1月1日の朝まで、東京ビックサイトから数社の神社に寄りながら明治神宮まで、約50kmを歩いて初詣。

今回は富岡八幡宮から小網神社まで。気長につきあってください。

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2014/02/06

菊長(2)













酒呑み歩き 新橋・菊長(後編)

新橋駅前ビル1号館、2号館には小さい酒場がたくさんある。「菊長」の主は、同じ階にある老舗酒場「三芳八」で40年修行。2013年7月に、ここにじぶんの店を構えたという。

「菊長」もそうだが、新橋には昼間から呑める酒場が多い。11時開店が多くて、ランチタイムも酒が呑める。

築地で働いて、新橋で呑んで帰る客が多いとのこと。なるほど、銀座は高い酒場が多いし、客を選ぶ酒場も多いし。新橋とはドレスコードが違う。

昼は築地の客、夜はサラリーマンの客。昼間の新橋酒場。ぜひ。

でわ。

2014/02/04

菊長(1)













酒呑み歩き 新橋・菊長(前編)

「酒呑み散歩」の昼間から新橋編。昼間から新橋を呑み歩く。

まずは新橋駅前ビル1号館にある「菊長」。ランチタイムに堂々と呑む。焼きものと揚げものはできない。かわりにラーメンができる。「だぁだぁ麺」という胡麻風味と辛味と酸味の利いたラーメンだが、呑むために入ったので食べない。

ホッピーは甲類焼酎、特にキンミヤが合うと言われているが、「菊長」は芋焼酎を割る「芋ッピー」を勧めてきた。ちなみにメニューに「麦ッピー」もある。

キンミヤではなく、甲類焼酎ではなく、クセのある乙類焼酎の、しかも芋焼酎。

ウオッカ、ラム、ジンは甲類焼酎と同じスピリッツだ。ほとんどの缶チューハイはウオッカを使ってるわけだから、焼酎より呑み慣れてる。

乙類焼酎の中で、もっともクセのない麦焼酎。大分・三和酒類の「いいちこ」や同じく大分・二階堂酒造の「二階堂」。乙類焼酎としても出荷量1位、2位を争うメジャーブランド。酒場で、ボトルキープの切れたこのへんの焼酎のホッピーを出す。麦由来のホッピーと合う。「金麦」「麦とホップ」「澄みきり」などの第四のビールと呼ばれてるものも、発泡酒を麦のスピリッツで割ってるわけだから、呑み慣れてる。

だが、芋焼酎。

悩んで呑まなかったが、気になって、家で呑んでみた。

選んだ芋焼酎は、宝酒造の「一刻者」。芋焼酎は、ふつうは米麹で作るが、「一刻者」は芋麹で作った全芋焼酎。だが、芋焼酎のクセはあまり感じないので、よく呑む。

結果。

意外と合う。芋焼酎がまろやかになる。黒ホッピーで割ると旨味(甘味)を増す。

食わず嫌い、呑まず嫌いはあるものだ。たまにはいいかも。

でわ。

2014/02/01

日本酒・一宮酒造(島根)













酒呑み比べ 島根・一宮酒造

呑み比べた3本
石見銀山 特別本醸造
Alc度:15〜16度・酒度:+5度・精米歩合:60%(五百万石)
石見銀山 特別純米
Alc度:16.5度・酒度:+6度・精米歩合:60%(改良八反流)
石見銀山 しぼりたて生原酒 特別純米
Alc度:19〜20度・酒度:+3度・精米歩合:60%(改良八反流)

2007年に世界遺産登録の「石見銀山」を酒銘に持つ一宮酒造は、1896年創業。

創業時の蔵元から、税理士事務所に勤めていた当代蔵元が引き継いだ変わった酒蔵だ。当代蔵元は、「ライスパワープロジェクト」という米の化粧品の開発、栽培が難しいために無くなってしまった幻の酒米「改良八反流」の復活など、酒蔵を越えて活動の場を広げている。

無濾過、瓶燗方式(生酒を瓶詰めした状態で熱処理)による火入れ、急冷、冷蔵貯蔵という昔からの酒造りを続けて、銘酒「石見銀山」は全国新酒鑑評会で6回も金賞受賞。その評価は高い。

独自の瓶内発酵技術を用いた発泡清酒「雪香」は、2013年国際味覚審査機構で優秀味覚賞受賞。

地元の芋や梅で作った芋焼酎、梅酒、日本唯一の食用専門バラで作ったバラのリキュールなど、日本酒以外も作っている。

家業を継ぐために大学で醸造を学んで、2013年から酒造りを始めた当代蔵元の次女。税理士事務所を辞めて酒蔵を引き継いだ当代蔵元もだが、その後を高校生の時に引き継ごうと思った次女も、その行動力はなんなんだろうか。

23歳の女性蔵人が初めて作った「石見銀山 しぼりたて生原酒 特別純米」。ぜひ。

でわ。

2014/01/31

四文屋+下町ハイ&元祖ハイの話













酒呑み歩き 高円寺・四文屋+下町ハイ&元祖ハイの話

高円寺を呑み歩く。

「四文屋高円寺北店」に入る。四文屋は、新井薬師本店を中心に、中野や高円寺に展開中の、地元で愛されるチェーン酒場だ。最近、新宿や秋葉原など都心にも展開を広げている。

キンミヤが置いてあるのに、ホッピーがないのは残念。

キンミヤサワーを頼む。キンミヤを梅のシロップと炭酸水で割っている。「下町ハイ」「元祖ハイ」と呼ばれるものだ。

「ハイサワー」などの割材がなかった昔、カットレモンも高かった昔は、無味無臭の甲類焼酎の風味づけに梅のシロップを入れた。もっと昔は甲類焼酎の品質が悪かったために、香りや味わいをごまかすために入れた。ようは焼酎の梅割り。その後に炭酸水で割った「焼酎ハイボール」ができた。

今の「ハイサワー」などの割材で割った酎ハイと分けるために、「下町」「元祖」と付けている。もちろん今でも呑める。レトロ、昭和風のチェーン酒場でも呑める。

有名な梅のシロップは「元祖の素」と呼ばれる天羽(てんば)飲料製造の「天羽の梅」。以外に、合同酒精、神田食品研究所など、いくつかのメーカーからも出ている。

「天羽」は、ほんとうは「あもう」と読む。創業地の徳島では「あもう」と読むが、移転後、東京では「てんば」と読みまちがわれる。ということで屋号を「てんば」に変えた。1916年創業。創業時は洋酒中心の酒類卸業。

焼酎のベースのカクテルの始まりだ。

その後に、ブドウ糖シロップ、クエン酸シロップと炭酸水で割ったり、ホッピーで割ったり、ハイサワーで割ったり。

ちなみに「天羽の梅」の原料は明かされていない。「謎の素」とも呼ばれる所以だ。

でわ。

2014/01/28

50km初詣(3)富岡八幡宮(江東区)



2013年12月31日の夜から2014年1月1日の朝まで、東京ビックサイトから数社の神社に寄りながら明治神宮まで、約50kmを歩いて初詣。

今回は住吉神社から富岡八幡宮まで。気長につきあってください。

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たちばな













酒呑み歩き 高円寺・餃子処たちばな

高円寺を呑み歩く。

餃子が無料で食べられる「たちばな」に入る。

ソフトドリンクを含めて、ドリンク1杯で餃子1皿無料。中生480円、中瓶550円。サワー420円。ホッピーセット670円、ナカ250円。ナカ2杯で餃子1皿無料。つまり餃子込みの価格。ホッピーセットで670円。餃子1皿がつく。ホッピーセットとナカ1杯おかわりで920円。餃子1皿がつく。ナカ2杯おかわりで1170円。餃子2皿がつく。

餃子は1皿250円。餃子以外の肴は300〜600円。肴はふつう。酒は、餃子を食べれば安いかもしれないが、餃子以外を食べれば高い。そういう酒場。

でわ。

2014/01/26

日本の酒情報館で日本酒の呑み比べ!



酒呑み比べ 日本の酒情報館編(再配信)

日本の酒情報館は、全国の酒造組合をまとめる日本酒造組合中央会が営む施設。その一角で清酒を売っている。

色々な清酒が5杯(1合)530円で呑める。常時20〜30品が試飲OK。試飲OKの全品(20品4合)を呑んで旨かった清酒を買う企画。

収録時の情報のため、現在はない清酒もあるので。

マルキュウ



酒呑み歩き 高円寺・マルキュウ

高円寺を呑み歩く。

九州の酒と肴を楽しめる「マルキュウ」に入る。

酒場の、昔からの定番料理は北海道の料理が多い。シシャモ、ホッケ、イカ、ホタテ、カニ、アスパラ、コーン、ジャガイモなどの料理は、北海道の酒場で生まれた。食材の産地だから、当然だ。また、寒い地域の料理はこってり、カロリーの高いものが多い。

最近、昔からの定番料理は好まれなくなった。今は、九州の食材、料理が注目を浴びている。沖縄など、各県の個性のある料理は珍しいものが多い。また、カロリーの低いものが多い。ローカロリー、コラーゲン、ビタミン、食材の前にカタカナが付く。

酒場の客層の変化だろうか。

九州料理を食べながら、焼酎を呑む。

九州で有名な焼酎といえば芋焼酎といいそうだが、実は長崎、福岡、佐賀、大分は麦焼酎。麦焼酎は長崎の壱岐焼酎が発祥。

熊本は米焼酎。球磨焼酎が発祥。

芋焼酎は鹿児島だけ。当然薩摩焼酎が発祥。

宮崎は、現在は色々な焼酎を作っているが、そば焼酎の発祥。

独自の焼酎文化のある沖縄は泡盛、鹿児島の奄美諸島は黒糖焼酎。

焼酎は九州が生んだ名産。焼酎だけでも楽しめる。と思っても、もうけっこうベロベロ。

でわ。

2014/01/24

50km初詣(2)住吉神社(中央区)



2013年12月31日の夜から2014年1月1日の朝まで、東京ビックサイトから数社の神社に寄りながら明治神宮まで、約50kmを歩いて初詣。

今回は東京ビックサイトから住吉神社まで。気長につきあってください。

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50km初詣(1)東京ビックサイト



2013年12月31日の夜から2014年1月1日の朝まで、東京ビックサイトから数社の神社に寄りながら明治神宮まで、約50kmを歩いて初詣。

今回は東京ビックサイトで前回の反省と今回の抱負。気長につきあってください。

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2014/01/23

極楽屋+中生の話



酒呑み歩き 高円寺・極楽屋+中生の話

高円寺を呑み歩く。次に入った酒場は「極楽屋」。ぜひ、極楽気分を楽しみたい。

前も書いたが、知らない酒場に入って「とりあえず中生」と頼んで、あまりに小さいジョッキがきた。思わず「これが中生ですか」と訊いてしまった。

その酒場は中生も中瓶も500円。なら、ぜったい中瓶のほうが得だ。瓶ビールも「生ビール」だ。

酒場で異なるが、ジョッキの平均容量は400mlくらい。泡もあるので、だいたい350mlちょっと。ということは小瓶を500円で呑んでることだ。もう一度。ショート缶を500円で呑んでることだ。ホテルで小瓶500円は許せない。では、酒場で中生500円は許せるのか。

許せない。損だ。この酒場には入らない。

よく入る酒場のホッピーは、ジョッキに焼酎をなみなみと注いでくれる。ほとんどホッピーの焼酎割り。いきなり酔ってしまって楽しめない。思わず「コップをもらえませんか」と頼んでしまう。そして焼酎を移して、セットでおかわりを楽しんでいる。常連客だから許されることだ。

酒好きは、決して「いじましい」とは言わないが、こういうことで酒場を選んでいる。チェーン酒場は別として、個人経営の酒場は、ほんのちょっとも心意気で客はつくのだ。

と言ったところで。「極楽屋」のメガホッピーは呑んでほしい。オススメ。こういう心意気を感じると、思わず言ってしまうわけだ。

極楽気分。でわでわ。

バクダン+高円寺酒場の話



酒呑み歩き 高円寺・バクダン+高円寺酒場の話

高円寺を呑み歩く。呑み歩きながら、高円寺の酒場を語り合う。

高円寺は、雑多な街だ。

駅前の商店街の賑わい。食料品、生活品の並ぶ商店から、古着屋、雑貨屋、古書屋。老若男女が行き交う。休日は、ライブハウス、イベントにたくさんの人が集まる。大規模店が少なく、小規模店がつながりながら街を盛り上げている。

ちょっと離れると住宅街の静けさ。戸建、アパート、マンション。地価が安く、そのため家賃も安い。学生、会社勤めの独りものからファミリーまで、長く住んでいるので、ボランティアなどの地域活動も盛んだ。

色々な物や人に溢れかえる街。その雑多感が高円寺の魅力。雑多な中から文化が生まれて、高円寺をさらに魅力のある街に育てる。

当然酒場もいろいろとある。老舗も多いが、新しい酒場も多い。

酒場にとって厳しい街だという。酒場に限らず、どの店も安い、旨いはあたりまえで、個性と商魂がないと潰れてしまう。「高円寺で成功すればどこでも通じる」というくらい、厳しい。あのワタミは、高円寺で始めた「つぼ八」がルーツ。高円寺で鍛えられた。

だが、酒呑みにとって楽しい街。高円寺を呑み歩いて、入れなかった酒場もある。また歩こう。

でわ。

2014/01/19

信州おさけ村で日本酒の呑み比べ!



酒呑み比べ 信州おさけ村編(再配信)

信州おさけ村は、酒類卸業の長野県酒類販売が営むアンテナショップ。信州(長野)の色々な清酒を1杯(110ml)300〜円で呑める。

1杯300円3品を選んで呑める利き酒セット500円を8回24杯(24品)を呑んで旨かった清酒を買う企画。

収録時の情報のため、現在はない清酒もあるので。

2014/01/18

馬力(2)+馬力ハイの話



酒呑み歩き 高円寺・馬力(後編)+馬力ハイの話

高円寺を呑み歩く。

大衆酒場「馬力」で「馬力ハイ」と「ばくだん」のソーダ割りを頼む。

「馬力ハイ」はガラナエキスで割っている。

ガラナは、種に、カフェインやタンニンが豊富に含まれて、疲労回復や滋養強壮に用いられる。だから「馬力ハイ」。

ガラナエキスを使った炭酸飲料(ガラナ飲料)は原産国のブラジルではよく飲まれる。

1958年にアメリカから入ってきた「コカ・コーラ」。危惧を感じた中小の清涼飲料メーカーの組織「全国清涼飲料協同組合連合会」は、ガラナ飲料に目をつけた。コーラに対すべく、ブラジル大使館の監修のもと、日本人の味覚にあうようなガラナ飲料を作った。「コアップガラナ」。「Co-operation(協同)」と「up(昂揚)」の造語。日本の気概だ。

だが、コーラに負けてしまった。ただ、コーラの製造、販売が他の都府県より遅れた北海道では勝った。おかげで、現在でもコーラより飲まれている。北海道人愛飲の飲料だ。

2010年に、50年を迎えた「コアップガラナ」が、当時のボトルで再発売。少しずつだが、健康飲料として目だつようになった。

ウイスキーをソーダで割るとハイボール。コーラで割るとコークハイ。焼酎をソーダで割ると焼酎ハイボール、酎ハイ。なるほど、焼酎を「コアップガラナ」で割るとガラナハイ。とっても旨い。

あと、「ばくだん」は前回に書いたが、「ばくだん」という酒は京都以外にもある。

東京で、「バクダン」というと焼酎のビール割り。韓国で「爆弾酒」というとウイスキーのビール割り。まあ、京都も東京も韓国もただのちゃんぽん。

あと、戦後に「バクダン」という酒があった。

戦中、サツマイモを原料にした航空燃料のエチルアルコールを作った。焼酎と同じ蒸留製法で作ったので呑める。だが、大事な燃料なため、呑まないようにメチルアルコールを混ぜた。さらにまちがわないようにピンクに着色。戦後、この燃料が流れて、脱色、気化、メチルアルコールを除いて作った焼酎。まあ、そこまでして呑みたいわけ。ここまではいいが、うまく除けなかったり、めんどいから除かなかったりした「バクダン」を呑むと、失明。

でわでわ。

2014/01/16

馬力(1)+ばくだんの話



酒呑み歩き 高円寺・馬力(前編)+ばくだんの話

高円寺を呑み歩く。

「一徳」と「バクダン」が火曜定休のために入れなかった。残念。火曜定休って多いのね。また時間が余ったのでぶらぶら。駅前で、神田の大衆酒場「馬力」を見つけたので入る。色々と楽しい酒が多い酒場だ。

「バクダン」つながりで「ばくだん」のソーダ割りを頼む。

「ばくだん」は、その赤色から「あか」とも呼ばれる、京都下町で有名な地酒(?)。赤ワインと甲類焼酎(ホワイトリカー)を混ぜて作る。地元のサントリーの「赤玉スイートワイン」でないといけないらしい。昔はビールも混ぜていた。酒場によってオリジナルレシピがある大衆酒場の酒。

ストレート以外に、サイダーなどで割る。けっこう甘い。ストレートで呑むときは、「デンキブラン」と同じようにビールをチェイサーに呑むらしい。

2008年にサンムーンというメーカーが商品化。京都以外でも呑めるので、ぜひ。

ちなみに「赤玉スイートワイン」は、サントリーの創業者が1907年に「赤玉ポートワイン」という名で出した。ラベルに赤い丸(太陽)が描かれているので「赤玉」。なぜ「ポート」から「スイート」に?「ポートワイン」は「ポルトガル産ワイン」という意。揉めて「スイートワイン」に改めた。

全国にもあるのだろうか、下町の地酒。あったら、ぜひ教えてほしい。

でわでわ。

2014/01/15

きど藤(2)+ハイッピー&バイスの話



酒呑み歩き 高円寺・きど藤(後編)+ハイッピー&バイスの話

高円寺の立ち呑み屋「きど藤」では、東京下町の地酒(?)が呑める。

最近、酒場で呑めるようになった「ハイッピー」。

「ハイサワー」で有名な博水社のビアテイスト割材飲料だ。実は、博水社も、「ホッピー」のようなビアテイスト割材飲料を出そうとしたが、色々とあってやめた。その後に「ハイサワー」を出してサワーブームを作った。

2006年に、改めて「ハイッピー」というビアテイスト割材飲料を出した。呑み方は「ホッピー」と違って、氷を入れて混ぜるように勧めている。つまりサワーの一種。ビアテイストのサワー。「ホッピー」とコンセプトが違う。正しくは「ハイサワーハイッピー」という。

いまいち酒場で見なかったが、最近は店頭にノボリが立って、呑めるようになった。

そして最近、酒場でやたら呑む「バイス」。

清涼飲料メーカーのコダマ飲料が出している割材飲料だ。赤シソの味。「梅酢」という意。だが、酢は入っていない。あらかじめ炭酸の入ってるコダマサワー、炭酸の入ってない原液がある。原液は炭酸水を混ぜて作る。

昔は酒場だけで呑めた。業務流通のみで一般では買えなかったが、今は通販で買える。家で呑めるので、ぜひ。

昔の大衆酒場で呑まれていた酒。今は、懐かしいのか、新しいのか、また呑まれている。チェーン酒場「加賀屋」が「ホッピー」の後に押してるのが、「バイスサワー」と「クエン酸サワー」。ブームになるか。

でわでわ。

2014/01/13

名酒センターで日本酒の呑み比べ!



酒呑み比べ 名酒センター編(再配信)

名酒センターは、全国の40の酒蔵が共同で営むアンテナショップ。

色々な清酒が1杯(60ml)200〜円で呑める。3杯(1合)で100円引きの500円。15杯(5合)を呑んで旨かった清酒を買う企画。

収録時の情報のため、現在はない清酒もあるので。

2014/01/11

きど藤(1)+ホイスの話



酒呑み歩き 高円寺・きど藤(前編)+ホイスの話

高円寺を呑み歩く。

11時開店の「きど藤」が、開いてない。

「きど藤」は2012年開店の新しい立ち呑み屋。赤羽の「いこい」、武蔵小杉の「晩杯屋」のながれを受け継ぐ有名な立ち呑み屋。

ようやく14時開店。

中生と中瓶(赤星)390円。酎ハイ250円、サワー270円。他に「バイス」と「ハイッピー」のセット310円。「ホイス」と「ホッピー」のセット350円など。ナカは190円。肴は100〜250円。だいたいが100円台。渋谷の富士屋本店の「ハムキャ別」がある。

東京下町の地酒(?)の「ホイス」と「ハイッピー」を頼む。

ウイスキーをもじって、ホイスキー。転じて「ホイス」。

漢方薬に使われるトウヒ、チンピ。コンズランゴウ、チラータ。そしてリキュール、ワイン、ズブロッカなどが入った割材飲料だ。焼酎に「ホイス」と炭酸水で割ると、ハイボールっぽくなる。

東京の後藤商店が1955年頃に作った。当時、ビールやウイスキーは高く、庶民は安い甲類焼酎を呑んでいた。当時の焼酎は粗悪で、香りも味わいも良くなかった。体にも悪いだろうということで、安くて体に良くて旨い酒を呑んでほしくて「ホイス」を作った。

香料、酸味料、調味料、着色料、保存料も入ってるので、ほんとうに体に良いか…。

ただ、「ホイス」は酒場でしか呑めない酒だ。後藤商店の方針で一般小売はしてない。また、置いてる酒場も少ないので、「幻の酒」「謎の酒」と呼ばれている。

でわ。続く。

2014/01/09

エルパト+クラフトビールの話



酒呑み歩き 高円寺・エルパト+クラフトビールの話

高円寺を呑み歩く。昼食でビールが呑みたりなくて、時間もちょっと余ったので。

「高円寺麦酒工房」は、今日は火曜で定休。

ということで、クラフトビールの置いてある「エルパト」に入る。2010年オープンのアメリカ料理と、クラフトビールが楽しめる酒場。在米15年のオーナーがアメリカ料理をふるまう。

「志賀高原ビール・IPA」と「鬼伝説ビール・金鬼」を頼む。

昔は地ビール、今はクラフトビールと呼ぶ。1994年の酒税法改定で、ビールの最低製造数量基準が下がって、ビールが作りやすくなって、クラフトビールのブームとなった。観光地で色々なクラフトビールが呑めた。最近は見かけない。ホッピービバレッジの「日本橋ビール」を呑んだくらい。

「志賀高原ビール」は長野のクラフトビール。製造は、清酒「縁喜」の酒蔵・玉村本店。1805年創業の古い酒蔵だ。2004年にクラフトビールを造り始めた。「IPA」は定番銘柄。その香り、味わいは濃い、苦いビール。

自家栽培のホップと大麦に、長野の酒米「美山錦」を加えたビール「山伏」もある。無濾過なので瓶内の酵母は生きている。瓶内二次発酵のビール。750ml2500円。

「鬼伝説ビール」は北海道の登別のクラフトビール。製造は、北海道銘菓「わかさいも」のメーカー・わかさいも本舗。1930年創業。銘菓「わかさいも」の製造、販売事業の他に、開店寿司などの外食事業、有珠山ロープウェイ、スキー場、ゴルフ場などの観光事業など、地元では有名。1998年にクラフトビールを造り始めた。ピルスナーの「青鬼」、レッドエールの「赤鬼」、そしてペールエールの「金鬼」がある。

「金鬼」は、インターナショナルビアコンペティションのアメリカンペールエール部門で金賞受賞。クセのない軽いビール。

「エルパト」はアメリカ料理以外に酒のこだわりがすばらしい。焼酎、清酒、ワイン、カクテルなど、めずらしい酒が置いてある。ちょっと高いが、旨い。ぜひ。

…そういえば、アメリカ料理を食べなかった。

注記
IPA(インディア・ペールエール):ホップの苦味と高いアルコール。香りも味わいも濃いエールビール。イギリスから、その植民地のインディア(インド)まで、過酷な気候下でビールを運ばなければならなかった。耐えうる保存、冷蔵技術もなかった。考えたのは、ふつうのペールエールよりも、アルコール高めにするため、麦芽を、耐菌性のあるホップを多く使った。
現在はホップの種類で、イングリッシュスタイルとアメリカンスタイルがある。アメリカのクラフトビールといえば、「IPA」というくらい。

2014/01/07

ピッツァナポレターノカフェ



酒呑み歩き 高円寺・ピッツァナポレターノカフェ

高円寺を呑み歩く。

呑む前に軽く昼食。2013年10月に吉野家が始めた、500円のワンコインピザのピッツァナポレターノカフェの新高円寺店で食べる。正確には始めたのは子会社のピーターパンコモコ。一口茶屋、味咲き、石焼ビビンパなどを営む。女性のひとり飯を狙う吉野家が始めた1号店だ。

店頭の外装も、店内の内装も、なんとなく某店に似てると思っていたが。

ドリンクに酒もある。中生500円、大生600円。ワイン500円、ハイボ380円。こちらは低価格ではない。酒を呑む処ではないので、まあ、いいとしても。

かんじんのピザが、ネットでは低評価。たしかに…。

2012年あたりから、低価格のピザがでてきた。チェーン展開ではナポリス、センプレピッツァ、コナなど。そのへんと食べ比べると劣る。なぜだろうか。牛丼激戦を戦ってきた吉野家らしくない。食べてないのだろうか。

ピーターパンコモコの社長は、建築工学を学んで、ほっかほっか亭、フレッシュネスバーガーを始めたひと。フレッシュネスバーガーでは、ごはん処おはちもやっていた。その後に、フレッシュネスバーガーを、デリバリーコーヒーのユニマットに売って、辞めて、フライドグリーントマトを設立。2013年5月に中目黒にワンコインピザのピッツァフォルノカフェを開店。

そうか、店頭の外装も、店内の内装もフレッシュネスバーガーだ。

そして吉野家の三顧の礼に応えて、ピーターパンコモコの社長就任。

ほっかほっか亭で、後発の本家かまどやや、ほっともっとに負けて、フレッシュネスバーガーで、先発のモスバーガーや大戸屋に勝てなかった。なぜだろうか。フレッシュネスバーガーも、ごはん処おはちも、店舗はこだわっている。

HPを見ると、その「店舗のこだわり」がわかる。

だが、店舗によって、スタッフの対応、料理のクオリティのばらつきを感じる。著書を読むと、そのへんはあんまり興味がないらしい。ちなみにフレッシュネスバーガーの譲渡時は赤字経営。経営も興味が…。

モスバーガーや、大戸屋は料理にこだわっている。その「料理のこだわり」を伝えるための店舗。

さて、どこまでピッツァナポレターノカフェはこだわれるか。女性のひとり飯は、まだまだ狙えるところがある。プレスリリースでは100店をめざすという。

その前に、ピザの評価にこだわってほしい。

2014年も呑み歩くので。でわ。

2014/01/06

名酒センター店長オススメ



酒呑み比べ オススメの清酒

全国の40の酒蔵が営む共同アンテナショップ・名酒センター。ここでは有料試飲ができる。1杯300〜円、3杯試飲で100円引き。1杯60mlなので、3杯だと1合。「酒呑み比べ」は名酒センターと、長野の酒蔵のアンテナショップ・信州おさけ村に協力いただいてる。どちらも好みを伝えれば、好みに合った清酒を勧めてくれる。

ということで、名酒センターの店長に好みを伝えて、オススメ清酒を試飲。

呑み比べた3本

旭蔵舞(京都・竹野酒造) 純米
Alc:15・酒度:ー2・精米歩合:60%(旭)

竹野酒造は1947年創業。酒銘は酒米によって「亀の尾蔵舞」「旭蔵舞」「祝蔵舞」「錦蔵舞」「祭蔵舞」がある。

「旭蔵舞」は、酒米「旭」を使っている。「旭」は1911年に生まれて、その後に西日本で広がった。品質は良いが、作付が難しいために、現在はほとんど作っていない幻の酒米。無農薬「旭」で作った「旭蔵舞」は、爽やかな香り、優しく澄んだ味わい。甘口の食中酒。

鳳鳴田舎酒 直汲み無濾過生原酒(兵庫・鳳鳴酒造) 純米吟醸
Alc:18〜19・酒度:+7・精米歩合:60%(杜氏の夢)

鳳鳴酒造は1797年創業。創業時の蔵名は西尾酒造。1945年に13の酒蔵が合わさって多紀酒造に、1996年に鳳鳴酒造に改名。酒銘は「鳳鳴」。振動に変えた音楽を酵母に与えながら作った「音楽振動醸造酒」がある。

「鳳鳴田舎酒」は、元来の清酒の濃醇な旨味、深い重い味わいを求めたシリーズ。その中の兵庫の酒米「杜氏の夢」で作った1本。無濾過生原酒。瓶内二次発酵しているため、微発泡が楽しめる。そのせいか、深い重い味わいは優しく広がり、濃醇な旨味はたしかにあるが、思ったより感じない。わずかに呑んだ後の余韻で感じる。

金升 朱ラベル(新潟・金升酒造)
Alc:15・酒度:?・精米歩合:?%(五百万石)

金升酒造は1822年創業。創業時の蔵名は髙橋酒造。1930年に改名。「碧ラベル」と「朱ラベル」、「碧ラベル」の非熱処理の「本醸造生酒」がある。安くて旨くて毎日の晩酌に呑んでほしいという、普通酒にこだわった酒蔵。

「碧ラベル」は醸造アルコール、「朱ラベル」は自蔵蒸留の米焼酎「かねます」を柱焼酎として加えた普通酒。「朱ラベル」は淡麗辛口。喉ごしの良い、キレのある味わい。蔵元は燗酒を勧めている。

純米嗜好の現在。醸造アルコールを加える「アル添」を嫌う。だが、嫌われても醸造アルコールを加えるのはなぜか。昔は腐造回避、味覚調整のために柱焼酎を加えていた。その後に、戦後の米不足で、増量のために醸造アルコールを加えた。さらに水を加えて三倍増醸清酒を作った。今は腐造回避、増量のために加える必要はなく、味覚調整のために加えている。

ただ、自蔵蒸留の柱焼酎と違って、醸造アルコールは、その原料や蒸留方法に不安、疑問もたしかにある。酒蔵は、その意図、詳細をはっきりと書いてほしい。

注記
酒度:糖分を測った甘口、辛口を示す目安。プラスは辛口、マイナスは甘口。ただ、「甘い」という味わいは、糖度だけではなく、酸度、アミノ酸度、アルコール度、さらには呑む温度に関わるので、酒度は、あくまで目安。

無濾過:醸造後、残っている滓を取り除く濾過作業。濾過によって無色の清酒となる。その作業を行わないので「無濾過」。雑味があって、この雑味を複雑な味わいとして好まれている。

生酒(生原酒):濾過後、熱処理(火入れ)で酵母の活動を止める。また殺菌を行う。酒質安定、常温や長期保存のための作業だが、みずみずしい香りや味わいがなくなるという。また、昔と違って製造技術、輸送管理の優れた今は必要ないということで、熱処理してない生酒、無濾過生原酒が好まれている。瓶内で二次発酵しているため、微発泡が楽しめる。

柱焼酎:清酒の伝統製造で、醸造時に米焼酎やかすとり焼酎を加える。腐造を防ぐためと、味をしめる(しゃんとする)ために加えた。明治時代以後、醸造アルコールができて、柱焼酎の代わりに加えるようになった。

かすとり焼酎:日本酒の酒粕で作った焼酎。「粕取り」が語源。ちょっとクセがある。戦後の「カストリ焼酎」は「酒粕で作った粗悪な密造焼酎」。まったく違うので。

醸造アルコール:食用エタノール(酒精)。主に糖蜜(サトウキビ)、他にサツマイモ、トウモロコシなどを発酵、蒸留したもの。36度未満は甲類焼酎、ホワイトリカーとして売られている。

三倍増醸清酒:戦後の米不足から、醸造アルコールや色々なものを混ぜて薄めて作った日本酒。醸造アルコールといっても原料はわからない。3倍くらいになるのでこう呼ぶ。

2014/01/05

立呑屋



酒呑み歩き 上野・立呑屋(再配信)

2013年に呑んだ立ち呑み屋の紹介

2014/01/04

日本酒・湯川酒造店(長野)



酒呑み比べ 長野・湯川酒造店

1650年創業の湯川酒造店は、標高1000mにある、最も星空に近い酒蔵だ。

精米歩合は玄米をどれだけ磨くかで、その歩合で吟醸(60%以下)、大吟醸(50%以下)とつけられる。大吟醸は玄米の外側半分を削っているわけ。ちなみに食べる白米は90%、酒米は70%くらい。もったいないが、磨けば雑味がなくなり、すっきりした味になる。だが、酒米の個性もなくなるので、精米技術、その後の技術を求められる。

あと、「木曽路」は有名だが、現在の16代当主の名を付けられた「十六代九郎右衛門」も勧めたい。31歳で酒蔵を継ぎ、平均年齢40歳の蔵人たちと共に、長い歴史と若い創造を合わせて作った、米の旨味たっぷりの酒だ。ちなみに16代当主は女性。

呑み比べた3本
・木曽路三割麹純米酒
 Alc度:15~16・酒度:ー3・精米歩合:70%(美山錦)
・木曽路特別純米夏生酒
 Alc度:17・酒度:?・精米歩合:60%(ひとごこち)
・十六代九郎右衛門純米吟醸無濾過生原酒協会9号酵母
 Alc度:17.6・酒度:+1・精米歩合:55%(美山錦)

「木曽路三割麹純米酒」は70%の精米でありながら、すっきりした味わい。米の旨味も感じられた。「木曽路」は、どの1本でもいいので、ぜひ飲んでほしい日本酒だ。

でわでわ。

肉の大山



酒呑み歩き 上野・肉の大山(再配信)

2013年に呑んだ立ち呑み屋の紹介

喜平



酒呑み歩き 池袋・喜平(再配信)

2013年に呑んだ立ち呑み屋の紹介

2014/01/03

富士屋本店



酒呑み歩き 渋谷・富士屋本店(再配信)

2013年に呑んだ立ち呑み屋の紹介

2014/01/02

大都会



酒呑み歩き 池袋・大都会(再配信)

2013年に呑んだせんべろ酒場の紹介