2014/03/18

お志ど里(2)













酒呑み歩き 江古田・お志ど里(後編)

江古田を呑み歩く。「お志ど里」でちょっと休憩。

「酒呑み歩き」は、1日でいくつかの酒場を呑み歩く。11時集合で、だいたい7〜8店くらい。1店30〜40分、移動なども含めると7〜8時間。混雑時は避けたいので夕方18時くらいにアップ。だが、ちょっと呑みすぎるとタイムアップの前に吞み潰れてしまう(笑)。

まあ、そういうところも楽しんでいただければ。

でーわ、3店目へ。

2014/03/17

50km初詣(10)神田神社(千代田区)



2013年12月31日の夜から2014年1月1日の朝まで、東京ビックサイトから数­社の神社に寄りながら明治神宮まで、約50kmを歩いて初詣。

今回は湯島天満宮から神­田神社(神田明神)まで。気長につきあってください。

酒好きに贈る酒呑みビデオブログ「ハバネロTV」は不定期配信です。チャンネル登録を­ぜひ。ツイート、共有、拡散もぜひ。旨い酒が呑み続けられます(笑)。あと、よろしか­ったらコメントください。よろしくおねがいします。

2014/03/14

お志ど里(1)













酒呑み歩き 江古田・お志ど里(前編)

江古田を呑み歩く。2店目は「お志ど里」。

昼から酒が呑める定食屋、そして夜でも飯が食べられる居酒屋として地元では有名。昼は学生たちが、夜はおっさんたちが集まる。嬉しいのは開店から閉店までの通し営業。ランチタイムを外して酒を呑みながら、遅い昼飯を食べる。ちょっと嬉しくなる。このまま呑み続けてしまいそう。

1957年に有楽町のガード下で開業。東長崎を経て、1973年に江古田に移転。以後、江古田の街にすっかりなじんでいる昭和の大衆食堂(大衆酒場)だ。

けっこう大箱。200人くらいは入るか。スタッフはランチタイムを終えて、ちょっと疲れている。呑んでいる客もちらほら。

日本酒が揃っている。この後も続くので、ぐっと堪えて、ハイサワーと酎ハイを頼む。

江古田は日本大学藝術学部、武蔵野音楽大学、武蔵大学の3つ大学がある学生の街。だが、昔から続く商店が多く、今風のショップは少ない。昭和の街並も、いまだ続いている。駅から広がる商店街も、いまだ活気だ。

チェーン酒場の元気な声の代わりに、ここでは定食屋、居酒屋の暖かい声が客を迎える。昼は隣に座るおばあちゃんの話を聞きながら、夜はおっさんのくだらない話を聞きながら。ぜひ。

でわ。

2014/03/11

日本酒・かたふね/笹印/鳳陽













酒呑み比べ かたふね/笹印/鳳陽

呑み比べた3本
かたふね 純米吟醸(新潟・竹田酒造店)
Alc度:15.6度・酒度:ー5度・精米歩合:55%(越淡麗)
笹印笹祝 純米吟醸(新潟・笹祝酒造)
Alc度:15〜16度・酒度:+3度・精米歩合:55%(山田錦)
鳳陽 純米吟醸(宮城・内ヶ崎酒造)
Alc度:16度・酒度:+3度・精米歩合:50%(蔵の華)

いつもは酒蔵別で日本酒を呑み比べているが、東北の酒蔵の純米吟醸酒を呑み比べた。酒蔵の紹介は別の機会に。

ここでは酒米の話を。

吟醸酒は、昔は「吟味して醸した酒」。今は精米歩合60%以下の日本酒の意。本醸酒も、純米酒も精米歩合60%以下は吟醸酒。精米歩合は、玄米に対しての精米の割合で、玄米の60%を使う(40%を削る)と吟醸酒となる。ちなみに飯米で90%。

有名な酒米は兵庫の「山田錦」。全国新酒鑑評会で金賞受賞歴も多く、「山田錦」と日本醸造協会の「協会9号酵母」で精米歩合35%の日本酒を作れば金賞をとれる言われた。あまりにも「山田錦」ばかりなので山田錦部門を設けたほど。

大粒で心白が大きくて高度精米のできる、つまり大吟醸酒(精米歩合50%以下)のための酒米。あの有名な旭酒造の「獺祭」で、「山田錦」の精米歩合23%の大大吟醸酒もある。

ただし大粒で、背が高いので倒れやすい。ゆえに育てるのが難しく、高価で、不作年は酒蔵同士のとりあいになる。

他に有名な酒米は新潟の「五百万石」、長野の「美山錦」、岡山の「雄町」。
「五百万石」は「山田錦」に次ぐ有名な酒米。「雄町」は1859年に見つかった古い酒米で、「山田錦」や「五百万石」の親種。だいたいの酒米は「雄町」から生まれた。優れた酒米だが、育てるのが難しく、絶滅種に近い。「美山錦」は1978年に醸造試験所で掛け合わせた酒米に放射線を照射。たまたま生まれた(できた?)酒米。

あとは漫画「夏子の酒」に出てきた、山形の「亀ノ尾」とか、広島の「八反」「八反錦」とか。

さて、米処、酒処の新潟の酒蔵、竹田酒造店の「かたふね」の酒米は「越淡麗」。小粒の「五百万石」は、「山田錦」と違って高度精米に耐えられない。「越淡麗」は米処、酒処の意地で生まれた。生まれるまで実に16年間もかかった。大粒で、高度精米のできる、やはり大吟醸酒のための酒米。親種は「山田錦」と「五百万石」。

「蔵の華」は宮城の酒米。宮城は長野の酒米「美山錦」を作っていた。地元の酒蔵に自産の酒米が欲しいと言われて生まれた酒米。こちらも長野に対する宮城の意地。生まれた「越淡麗」は「美山錦」より優れていると自画自賛(笑)。実に親ばか。冷害や病害に強く、大粒で、やはり高度精米のできる大吟醸酒のための酒米。

どこの酒蔵も、めざすは純米大吟醸。最近は「獺祭」に影響を受けたのか純米大吟醸がブーム。磨かれた酒米の味を、ぜひ。

でわ。

2014/03/10

50km初詣(9)湯島天満宮(文京区)



2013年12月31日の夜から2014年1月1日の朝まで、東京ビックサイトから数­社の神社に寄りながら明治神宮まで、約50kmを歩いて初詣。

今回は下谷神社から湯島­天満宮まで。気長につきあってください。

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2014/03/08

ピース(PEACE)













酒呑み歩き 江古田・ピース(PEACE)

東長崎から江古田へ。江古田を呑み歩く。

1店目は「ピース」。イタリアン。

代々木上原にある有名なイタリアンカフェ「LIFE」での修行を終えて独立。2006年に、江古田にイタリアンカフェを開いた。雰囲気は「LIFE」に似ているが、メニューは江古田の街に合わせてイタリアンカフェというよりイタリアの定食屋。水もセルフサービスというコストカットで、できるだけ安く、イタリアンを食べてほしいという。

古い家具に囲まれて、有機農野菜、ボリュームあるワンプレートランチを食べる…、ために来たのではない。安い旨い酒を呑むため。というのも、「ピース」には酒もある。

女性同士、カップルがランチを楽しんでいる隣で、むさい男性がふたり。取材とはいえ、周囲の視線が痛い。アウェイなかんじ。ランチリストを断って、ワインリストを貰って、グラスワインをさがす。

ワインはもちろん、カクテル、ビール、焼酎まである。ハウスワイン、肴にピクルスを頼む。

おお、たしかに凄いボリューム。ふたりでも食べきれない。

「ピース」は23時30分まで営業。

男性同士、ただ酒を呑むだけというときは、きっと夜がいい。

外装は二階建住宅、内装はセルフビルドのイタリアンカフェ(定食屋)。内装は少しずつ変わっていく。オーナーが家具を買い足しているので。楽しみながら、ぜひ。

でわ、2店目へ。

2014/03/07

日本酒・木内酒造(茨城)













酒呑み比べ 茨城・木内酒造

呑み比べた3本
菊盛 辛口純米
Alc度:15度・酒度:+4度・精米歩合:63%(ひたち錦・千代錦)
菊盛 純米新酒
Alc度:15〜16度・酒度:+3度・精米歩合:58%(?)
春一輪 純米吟醸
Alc度:15〜16度・酒度:+1度・精米歩合:55%(五百万石)

1823年創業。

元は村の庄屋(名主)。やがて余った年貢米で酒を造って酒蔵として創業。酒銘は「菊盛」。

現在は、創業以来のこだわりの日本酒「菊盛」以外に、世界でもっとも呑まれている日本のクラフトビール「常陸野ネストビール」、国内最大のコンテストで日本一となった梅酒「木内梅酒」、米焼酎「木内」、ワイン「木内ワイン」などを作っている。

また、酒類製造以外に、蕎麦屋、ビアカフェ、レストランも営んでいる。

「辛口純米」は茨城の酒米「ひたち錦」を麹米に、千代錦を掛米に使っている。ひたち錦は飯米としても旨く、その米の旨味を、純米酒ならではのコクある味わいに生かしている。

ぜひ。でわ。

2014/03/05

珈琲庵(2)













酒呑み歩き 東長崎・珈琲庵(後編)

東長崎の「珈琲庵」で缶ビールを呑みながら、なんで看板に「コーヒー」「定食」「ビール」「サワー」と書いてるのか。確かめるために外出中のマスターを待つ。

マスターの妻らしきおばちゃんに、富山の名物「黒作り」を肴に戴く。旨い。

マスターが帰ってきたので確認。

コーヒーだけではやっていけないので、定食を始めた。客にビールが欲しいと言われて缶ビールを置いた。大は500缶。小は350缶。

サワーは…覚えていない。炭酸水があればある。なければない。今日はない。呑む人があまりいないので、ない日のほうが多い。

ならば看板に「ビール」と「サワー」は書かなくてもいいのでは。

「そーねーなんで書いてるのかね」

なんで看板に書いてるのか、理由は明かされなかった。モヤモヤとした気分のまま、東長崎から江古田へ。

でわ。

2014/03/04

珈琲庵(1)













酒呑み歩き 東長崎・珈琲庵(前編)

東長崎を呑み歩く。

5店目は「珈琲庵」。看板に「コーヒー」「定食」「ビール」「サワー」と、今回の定食屋と蕎麦屋で酒を呑むという企画にぴったり。さらにコーヒーも飲める。狙ったような展開。

このややこしい看板の理由は、次回に明かされる(笑)。

今回は東長崎について。

東長崎は実は駅名だけ。東長崎という地名はない。昔の長崎町の西にあるのに東長崎というのは九州の長崎より東にあるから。東伏見や東久留米と同じ。駅名で紛らわしいので。西でいいと思うのだが、東京は「東」にこだわりたいのだ。東の京(みやこ)だから。ちなみに西東京市は東の京の西(笑)。ややこしい。

長崎町の南に南長崎町があって、有名なトキワ荘があった。

池袋に近いため、繁華街の香り、旧・西武グループ(西武鉄道とセゾン)の匂いの残る街。定食屋、蕎麦屋、焼鳥屋が多く、チェーン酒場の少ない街。つまり西武グループによって池袋の開発が終わった。もうちょっと開発を広げようと思っていたら、西武グループが無くなってしまった。そういう香りと匂いの残る街。

ややこしいか。まあ、いいか。でわ。

50km初詣(8)下谷神社(台東区)



2013年12月31日の夜から2014年1月1日の朝まで、東京ビックサイトから数­社の神社に寄りながら明治神宮まで、約50kmを歩いて初詣。

今回は浅草神社から下谷­神社まで。気長につきあってください。

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2014/03/01

大野屋













酒呑み歩き 東長崎・大野屋

東長崎を呑み歩く。4店目は「大野屋」。蕎麦屋で、定食屋で、居酒屋。

タダ。

酒を頼むとタダで通しが付く。それも一杯で一品。呑んだら呑んだだけ付く。それも違う一品。付いたら酒呑みは料理を頼まないのでは。よけいな心配は経営方針に任せて、酒呑みは、ただ、呑んで食べればいい。

ただ。

水曜が定休で、今日が水曜でなかったら。

1960年から50年間も、この経営方針を貫いてきたらしい。通しで20品、酒で50種を揃えてるらしい。肴は1品200〜300円らしい。そばも旨いらしい。

「らしい」「らしい」でうるさいが。確かめてないので。確かめたのは水曜定休。定休はいいが、「営業中」の札をかけるな(怒)。

確かめてないので、ぜひ、とは言えないが。

でわ、5店目はどこに。