2014/02/01

日本酒・一宮酒造(島根)













酒呑み比べ 島根・一宮酒造

呑み比べた3本
石見銀山 特別本醸造
Alc度:15〜16度・酒度:+5度・精米歩合:60%(五百万石)
石見銀山 特別純米
Alc度:16.5度・酒度:+6度・精米歩合:60%(改良八反流)
石見銀山 しぼりたて生原酒 特別純米
Alc度:19〜20度・酒度:+3度・精米歩合:60%(改良八反流)

2007年に世界遺産登録の「石見銀山」を酒銘に持つ一宮酒造は、1896年創業。

創業時の蔵元から、税理士事務所に勤めていた当代蔵元が引き継いだ変わった酒蔵だ。当代蔵元は、「ライスパワープロジェクト」という米の化粧品の開発、栽培が難しいために無くなってしまった幻の酒米「改良八反流」の復活など、酒蔵を越えて活動の場を広げている。

無濾過、瓶燗方式(生酒を瓶詰めした状態で熱処理)による火入れ、急冷、冷蔵貯蔵という昔からの酒造りを続けて、銘酒「石見銀山」は全国新酒鑑評会で6回も金賞受賞。その評価は高い。

独自の瓶内発酵技術を用いた発泡清酒「雪香」は、2013年国際味覚審査機構で優秀味覚賞受賞。

地元の芋や梅で作った芋焼酎、梅酒、日本唯一の食用専門バラで作ったバラのリキュールなど、日本酒以外も作っている。

家業を継ぐために大学で醸造を学んで、2013年から酒造りを始めた当代蔵元の次女。税理士事務所を辞めて酒蔵を引き継いだ当代蔵元もだが、その後を高校生の時に引き継ごうと思った次女も、その行動力はなんなんだろうか。

23歳の女性蔵人が初めて作った「石見銀山 しぼりたて生原酒 特別純米」。ぜひ。

でわ。

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