2014/02/04
菊長(1)
酒呑み歩き 新橋・菊長(前編)
「酒呑み散歩」の昼間から新橋編。昼間から新橋を呑み歩く。
まずは新橋駅前ビル1号館にある「菊長」。ランチタイムに堂々と呑む。焼きものと揚げものはできない。かわりにラーメンができる。「だぁだぁ麺」という胡麻風味と辛味と酸味の利いたラーメンだが、呑むために入ったので食べない。
ホッピーは甲類焼酎、特にキンミヤが合うと言われているが、「菊長」は芋焼酎を割る「芋ッピー」を勧めてきた。ちなみにメニューに「麦ッピー」もある。
キンミヤではなく、甲類焼酎ではなく、クセのある乙類焼酎の、しかも芋焼酎。
ウオッカ、ラム、ジンは甲類焼酎と同じスピリッツだ。ほとんどの缶チューハイはウオッカを使ってるわけだから、焼酎より呑み慣れてる。
乙類焼酎の中で、もっともクセのない麦焼酎。大分・三和酒類の「いいちこ」や同じく大分・二階堂酒造の「二階堂」。乙類焼酎としても出荷量1位、2位を争うメジャーブランド。酒場で、ボトルキープの切れたこのへんの焼酎のホッピーを出す。麦由来のホッピーと合う。「金麦」「麦とホップ」「澄みきり」などの第四のビールと呼ばれてるものも、発泡酒を麦のスピリッツで割ってるわけだから、呑み慣れてる。
だが、芋焼酎。
悩んで呑まなかったが、気になって、家で呑んでみた。
選んだ芋焼酎は、宝酒造の「一刻者」。芋焼酎は、ふつうは米麹で作るが、「一刻者」は芋麹で作った全芋焼酎。だが、芋焼酎のクセはあまり感じないので、よく呑む。
結果。
意外と合う。芋焼酎がまろやかになる。黒ホッピーで割ると旨味(甘味)を増す。
食わず嫌い、呑まず嫌いはあるものだ。たまにはいいかも。
でわ。
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