2013/11/20

てっちゃん(2)+ホッピーの話



酒呑み歩き 下北沢・てっちゃん(中編)+ホッピーの話

下北沢の「てっちゃん」で「ホッピー」を呑みながら、一度工場見学に行こうという話になった。

調べたが、できないらしい。残念。

ホッピービバレッジは1910年に秀水舎という名で創業。サイダーなどの清涼飲料水を作っていた。その後に、その技術を生かして1948年に割りもの「ホッピー」を作った。「ホッピー」は、現在幾度目かのブーム。どこの酒場でも呑める。関東以外でも呑めるようになった。3代目社長のがんばりで、ここまできた。

関東で有名なもうひとつの割りもの「ハイサワー」は1952年創業の博水社が1980年に作った。「ハイサワー」は焼酎の新しい呑み方として、サワーブームを起こした。博水社もサイダーなどの清涼飲料水のメーカーである。一時期低迷していたが、こちらも3代目の女性社長のもと、2013年に、焼酎をすでにハイサワーで割った「ハイサワー缶」を出した。かなり売れてるらしい。

最近はアルコール飲料業界そのものが苦戦。ビールも日本酒も缶入りも。ハイボ(ウイスキー)もワインも落ちてきた。

その苦境で、割りものを作り続けてきた2社が、傍目八目、どういう展開を見せてくれるか。特に「ホッピー」好きとしてはホッピービバレッジが気になる。社長が動くだけでは限界もあろう。メーカーなら商品でがんばってほしい。

そして。

2012年に、味の素からアサヒビールのグループになった乳酸菌飲料のメーカーのカルピスも、1994年にカルピスサワーを出した。カルピスサワーを呑んだ時、時代は変わったと感じた。コドモの時に飲んだカルピスを缶チューハイで呑むとは。2013年12月に、カルピスサワーはアサヒビールのひとつのブランドとして、新しく出される。時代は、また変わる。

ホッピービバレッジの話から大きく外れた。とりあえず、酒好きができる事は少ないが、「ハイサワー缶」を箱買いしよう。ぜひ。

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