2013/11/24

四方酒店(1)+デンキブランの話



酒呑み歩き 浅草・四方酒店(前編)+デンキブランの話

「デンキブラン」という名は知っていた。浅草にある神谷バーでしか呑めないと思っていた。浅草で呑み歩いた時に、四方酒店で呑めたのでびっくりした。

角打ちのできる四方酒店で、実は初めて「デンキブラン」を呑んだ。

「デンキブラン」は日本で最も古いバー、神谷バーの創業者・神谷伝兵衛が考えたブランデーベースのカクテル。材料の詳細や配合は明かされてなく、神谷バーでしか呑めない。アルコール45度で舌が痺れたとか、また、発表当時に流行モノをなんでも「電気なんとか」と言ってたとかで、「電気ブランデー」。そして「デンキブラン」となった。

現在も30度と40度がある。冷やしてストレートで呑む。チェイサーなしでは、ちょっと呑めない。神谷バーではビールをチェイサーに勧めている。ブランデーよりハーブ(?)っぽい香りと、よくわからない味わい。まあ、260円と割安なカクテルなので、ぜひ。休日の神谷バーは混んでいるので、「デンキブラン」だけを呑むなら四方酒店がオススメ。ちなみに200円。

実は、神谷バーのオーナーであるオエノンホールディングスの合同酒精が、地酒として浅草だけで売っている。神谷バーに行かなくても呑めるわけだ。合同酒精はビッグマンや鍛高譚などのメーカーだ。グループに富久娘や北の誉などもある。

調べたらネットでも売っていた。もう浅草に行かなくても呑めるわけだ。まあ、商売上手なメーカーなので。でわ。

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