2013/11/23

福ちゃん



酒呑み歩き 浅草・福ちゃん

東京メトロの銀座線浅草駅改札口の、徒歩5秒もかからないところに「福ちゃん」がある。

その先は浅草地下商店街という、1955年にできた現在東京で最も古い地下商店街で、日本で最も古い地下商店会が続く。今は、ほとんどの店が閉まり、昔から地元に支えられた数店のみが開いている。

東京の有名な地下商店街は、2013年に閉鎖が決まった銀座・三原橋地下街。1952年にできたというから、浅草地下商店街より古い。銀座シネパトスの閉館は、同館を舞台にした映画「インターミッション」のロードショーで飾られた。ふたつの地下街は、日本で最も古い地下鉄・銀座線で結ばれていて、最古の地下商店街のバトンは浅草地下商店街に渡された。

浅草を呑み歩いた。

改札口から浅草寺までの近道、浅草地下商店街を通って立ちそば「文殊」で軽く昼飯を食べようと思っていたが、改札を出たら香ばしい焼きそばの香りが。駅近すぎる処にある焼きそば「福ちゃん」。

「福ちゃん」は、焼きそば屋というより超駅近な酒場としての利用を勧める。酒や肴のメニューも豊富で、焼きそばはシメに食べる。これが「福ちゃん」の正しい利用方法だ。なんといっても嬉しいのは、勘定を終えていれば電車の音が聞こえてから走ればまにあう。

電車の音がうるさい事と、閉まるのが平日9時という事は気になるが、昼間から呑めるので、休日は最後の地下商店街で呑んで、浅草観光もいいのでは。

酒は中生400円・中瓶450円・サワー&ハイボ350円など。肴は200~400円。

ちょっと濃いめの焼きそば(350円)は、カレーより、目玉焼きのトッピング(各+100円)。生が合う。ぜひ。

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