酒呑み歩き 神田・鶴亀
神田を呑み歩く。
5店目は「鶴亀」。店頭も店内も商店街の中華屋。中華屋が酒場になったのか、居抜きで中華屋を酒場にしたのか。そのへんはわからないが、現在は昼間営業なし、ランチなしの、りっぱな大衆中華酒場だ。
料理はオリジナリティある、旨い中華料理。日本人ごのみに、日本の酒に合わせた中華料理。よくある中華酒場は、いまいち清酒や焼酎に合わない。ビールと紹興酒など、肴に酒を合わせなければならない。「鶴亀」は、ふつうの酒場料理もあって、酒を呑みながら和洋中の肴を食べられる、楽しい大衆中華酒場だ。
ホッピーセット520円、ナカ210円はちょっと高いので、ハイボ250円と酎ハイ270円を頼む。酎ハイは1杯目のみにカットフルーツが添えられる。今日はメロン。他の酒は中生380円、大瓶580円など。ハイボと酎ハイだけがなぜか安い。
神田酒場は、同じような大衆酒場に見えるが、同じではない。最近はチェーン酒場や個性ない今風酒場も増えてきたが、40年も、50年もずっと営んできた酒場は、さすがだ。雰囲気がまったく違う。そのへんを楽しみながら、ぜひ、神田酒場を呑み歩いてほしい。
「鶴亀」の隣に「あすなろ」という同じような大衆中華酒場がある。どう違うのか、どう楽しませてくれるのか。
また神田に来よう。
0 件のコメント:
コメントを投稿